SNS戦国時代は混戦模様。
人気動画共有アプリTikTokがテキスト投稿機能を追加することを発表しました。
新規作成ボタンから「テキスト」を選択すると、Instagramの「ストーリーズ」のような形でテキスト投稿できます。
ちなみに、投稿の種類は画像・動画・テキストのオプションから選択できるようになりました。
同社は月曜日のニュースリリースの中でこの新機能を発表しています。
「つぶやき」投稿の救世主?
テキスト投稿は、クリエイターがTikTokで小説や詩、歌詞などの文章コンテンツを共有するために作られたもの。
Twitterが迷走しThreadsが期待外れとなった今、その空白を埋める存在になるかもしれません。
ここ何年もの間、「つぶやく」といえばTwitterの独壇場で、テキスト投稿業界のガキ大将のような存在でした。
しかし、イーロン・マスク氏が経営に乗り出してきたことで様相が変わってきたようです。
マスク氏はTwitterの「幸せの青い鳥」を追い出した?
マスク氏はTwitterの青い認証バッジを有料化したり、認証なしで一般人や個人でも使えるようにしたり、大勢のスタッフを解雇したり、最近では青い鳥のロゴを廃止して"X"マークを看板にしたり…とTwitterの「楽しさ」を徐々に排除してしまいました。
MetaのThreadsも期待ほどではなかった…
Facebookを運営するMeta社の新SNS、“Threads”がデビューしたとき、Twitterに代わるものを待ち望んでいた何百万もの人が「キターーーッ!」と殺到しましたが、またしてもユーザーが失望する結果に。
Threadsは立ち上げから1週間で1億人という、驚異的なユーザー数を獲得しましたが、不満が多かったことからすぐに「Threads離れ」が起きました。
米ソフトウェア企業Sensor Towerのデータによれば、「Threadsのデイリーアクティブユーザー数は7月7日をピークに先週金曜日(7月21日)の時点で70%減少しており、現在は1300万人しかいない」とウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。
いっぽう、統計プラットフォームのStatistaによると、TikTokのユーザーおよびクリエイター数は全世界で17億人にのぼるとのことです。