VR系YouTuber、Vision Proの空間UIをお値段1/3以下のQuest Proで再現チャレンジ

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  • author 武者良太
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VR系YouTuber、Vision Proの空間UIをお値段1/3以下のQuest Proで再現チャレンジ
Image: ThrillSeeker / Twitter

完成したらapkファイルを公開する予定とか!

iPhoneやApple Watchのようなホーム画面とパススルーを合わせ、現実空間内にアプリアイコンやアプリウィンドウを浮かばせる拡張現実UIを提示してきたApple(アップル)のVision Pro

発売はまだまだ先になるアイテムですが、事前に雰囲気を体験できるようになるかもしれません。

Video: ThrillSeeker / YouTube

実はVR/AR/MR系YouTuberであるThrillSeekerさんが、Meta Quest Proで動くVision Pro風のUIを作り込んでいるんですよ。

Vision Proを体験したジャーナリストの誰もが「まるで魔法のようだ」と語ったVision ProのUI。

よくよく考えてみたら、必要な機能は現実空間を見通せるカラーパススルーと、視線でポインターを動かすアイトラッキング、そして指パッチンでタップ/選択するハンドトラッキングの3つだけ。自分がウインクしているかどうかを伝える外部ディスプレイ等は不要です。

それならMeta Quest Proで実現できるんじゃない?と思い立ってコーディングしたみたい。

現時点でアプリアイコンは立体的になっているし、ウィンドウを表示させたとしても、半透明で周囲の明るさとなじみやすいものとするでしょう。

3,500ドル(約50万円)のVision Proを買わなくても、999ドル(日本では15万9500円)のMeta Quest Proで空間コンピューティングの気配を体験できるこの取り組みはとても興味深いもの。

MetaがApple的なUIに魅力を感じていたらMeta Quest 4以降でアイトラッキングを標準実装してくるかもしれませんよね。

メタバースとは違うVision Pro。何ができるの?

まだまだVision Proに関する「あれはどうなってんの?」という疑問は結構あると思うので、疑問ポイントを集めてみました。

https://www.gizmodo.jp/2023/06/apple-headset-vision-pro-pictures-wwdc-2023.html

Source: Twitter , Yanko Design