米GizmodoのFlorence Ion記者が、鳥のスマート給餌器「Bird Buddy」を試してみたレビューです。鳥観察日記になっていておもしろい内容となっています。
どんな餌やり器なんでしょうか? では読んでいきましょう!
Bird Buddyは設置しておくと、鳥が餌を食べに来たらスマホに通知が来て、動画を送ってくれて、さらにはどんな種類の鳥かも教えてくれるという、鳥愛好家や鳥に興味がある人にはもってこいのスマート給餌器です。
もともとKickstarterのクラファンから始まったものですが、今は200ドル(約2万7000円)で販売しています。
ただ人気で生産が追いつかないようなので、ウェイトリストに登録しておかなきゃいけません。
私もリストに登録しておいて、やっと届いたのでレビューしちゃいます。
本当はしばらく使ってからレビューしたほうがいいかなとも思ったんですが、2、3日ですでに鳥の世界のドラマがすごかったので、もう書いちゃいました。
自分の庭に来る鳥たちに会わせてくれる

簡単に言うと、Bird Buddyは鳥の給餌器にモーションセンサーとカメラが付いているもの。
カメラは5メガピクセルで720p、120度の広角視野。外でも使える強いWiFiがあるとバッチリです。
実は私、夫に会うまでは鳥に興味なかったんです。でも夫が庭でアメリカカケスに餌やりを始めてから、鳥の賢さとか、生態系に欠かせない存在だと知ったわけです。
アメリカカケスっていう種のことはいまだに何も知らないけど、何年も餌やりをしてこの鳥の性格がだんだんわかってきました。
Bird Buddyは来た鳥の写真を撮るとその「種」について詳しく教えてくれるのがいいところ。
今週はうちに来た小さい茶色い鳥が、メキシコマシコっていう種類だって教えてくれました。Bird Buddyによるとメキシコマシコは最長で10年も生きられるみたい。
給餌機にミルワームを入れておいたらすごく好きみたいでよく食べてます。
うちの庭の鳥たちは写真慣れしてるかも?

このゴシキヒワ、カメラで撮られてること意識してるみたい。ポーズも完璧です。
ドラマティックな鳥の世界がわかってきた

このミヤマシトドはBird Buddyを設置して最初に来た鳥。
実は私、のちに、このミヤマシトドについて衝撃的なことを知るとはつゆしらず。
鳥のケンカ

ミヤマシトド、顔がえぐれてる! 鳥同士でケンカでもしたのか、猫にやられたのか...。
うちの庭でこんなバイオレンスが起こってるなんて。
鳥のいじめ

ミヤマシトドの話、続きます。
顔を怪我していてかわいそうだと思ってましたが、どうやら悪いやつっぽい?
今日はこのミヤマシトドがゴシキヒワを威嚇して追い払っているのがカメラにおさめられていました。
ミルワームをひとりじめ。顔えぐれてるのに、そんなことしなくていいのよ!
Bird Buddyが教えてくれたこと

Bird Buddyのアプリがいろんなことを教えてくれます。
今週はゴシキヒワが地域によって2種類にわかれていることを教えてくれました。東海岸のゴシキヒワは尾っぽの両側が黒の模様。西海岸のゴシキヒワは背中が緑っぽい色なんですって。
他にもそれぞれの鳥の性格やどんな食べ物が好きかなどもたくさん知ることができました。
メキシコマシコは完璧な記憶力があると言われているそうです。だからうちに必ず来て餌を食べます。
もしかしたら、カメラのことも他の仲間に教えているのかもしれないですね…。