ものづくり魂が燃え上がる。
HUAWEI(ファーウェイ)がスマートウォッチの新製品を発表しました。その名も「HUAWEI WATCH GT Cyber」。このスマートウォッチ、いままでにないコンセプトで驚きますよ。
着せ替えできるスマートウォッチ

このスマートウォッチの最大の特徴は、なんと着せ替えできること。
え? 着せ替え機能? そうです。文字盤が変えられるという話ではないですよ(もちろん豊富な文字盤も用意されていますが)。実は、スマートウォッチのケース(外装)をまるごと交換できるんです。
「HUAWEI WATCH GT Cyber」にはベルト一体型の専用ケースが5種類用意されており、気分やシーンによって付け替えられます。
ってことはですよ? ケースを3Dプリンターで自作しちゃえば、好きなルックスのスマートウォッチを作れるし、なんならスマートウォッチの枠を超えた、新しいジャンルの時計にできるんじゃないですか?
そう考えた僕たちギズモード編集部は、アイデアを集めて「HUAWEI WATCH GT Cyber」用のオリジナルケースを作ってみました!
3Dプリンタがあれば
なんでも時計にできそう
それでは、今回作った3種類のケースをご紹介していきます。どれも実用的(?)なオリジナルケースですよ!
サイクリング用グローブ・ケース

まずひとつめが、サイクリング用ケース。サイクリングといっても自転車に固定するわけじゃありません。サイクリング用グローブに「HUAWEI WATCH GT Cyber」をくっつけました。
サイクリングのとき、スマートウォッチでデータを取る人はけっこういますが、スマートウォッチを見るためにはハンドルから手を放して手首を返す必要があります。
でも、グローブに直接スマートウォッチを固定しておけば、運転中もハンドルから手を放すことなく文字盤を見ることが可能ってわけ。これはなかなか合理的(*1)。
「自転車NAVITIME」などのアプリをインストールしてナビを表示すれば、運転しながらでもナビ確認がしやすくなります(*2)。
「HUAWEI WATCH GT Cyber」はGPS、GLONASS、Galileo、 BeiDou、QZSS(導き)の5種類の衛星測位システムに対応しているので、位置情報も正確かつスピーディ。サイクリングや登山時などの、位置確認が得意なスマートウォッチの特性を存分に活かしたケースですね。
*1 ナビ画面などの画面の表示は最長で連続20分まで。待ち受け画面の常時表示ディスプレイ(AOD)も利用可能ですが、バッテリーの消費量は早まります。
*2 HUAWEI AppGalleryを通したアプリのインストールは、HarmonyOS および Android のスマートフォンで利用できます。iOSは現時点では対応していません。
懐中時計

お次は懐中時計にトランスフォームできるケース。
結婚式やパーティなど、フォーマルなシーンではスマートウォッチのカジュアルさがちょっと浮いてしまうことも。でも、急な通知があるかもだし、体のどこかしらにはスマートウォッチを身につけておきたい...!
そんなとき、クラシックな懐中時計のようにジャケットやパンツのポケットに入れておき、さっと取り出せるようにしておけば、スマートウォッチっぽさが消えてフォーマルなシーンにも入り込めそう。
「HUAWEI WATCH GT Cyber」は、豊富な文字盤がHUAWEIストアに用意されています。無料のものから有料のものまで多数の文字盤があるので、懐中時計風の文字盤を見つけてセットすることで、よりシーンに合わせた時計にできます。
また、文字盤に任意の写真を設定できる「スタイル文字盤」という機能もあります。自分の着ている服の写真から文字盤を作り出す機能で、一体感のあるスタイルが実現できますよ(*3)。
*3 スタイル文字盤機能は、HarmonyOS および Android のスマートフォンで利用できます。iOSは現時点では対応していません。
ペンライト

最後はペンライト。グリップ部分とクリア部分の間に「HUAWEI WATCH GT Cyber」をはさみ込んで、文字盤の明かりをペンライトに早変わりさせるというアイデア。もはや時計じゃないけどね!
こんなお遊びが許されるのも、このガジェットならでは。
「HUAWEI WATCH GT Cyber」には「パーティモード」という機能があって、文字盤を好きな色のライトにしたり、点滅させたりできるんです。もともとクラブなんかの暗い場所を想定したお遊びツールですが、これならライブ会場なんかでも活躍しそう。
純正交換ケースは5種類

「HUAWEI WATCH GT Cyber」には、標準でミッドナイトブラックのケースが付属します。これは、高強度ファイバーのベゼルでスマートウォッチ本体を保護しながら、軽量なプラスチックをボディに採用したケース。
衝撃吸収性に優れているのでスケートボードやパルクールといったスポーツで使えますし、金属部分がほぼ露出しないので、スノーボードのようなウィンタースポーツにもぴったり。
オプションとして、ほかに4種類のケースが販売されます。
スペースグレー(5,280円/税込)はミッドナイトブラックの色違い。よりアクティブな印象です。
ゴールデンブラック(8,580円/税込)は、ボディフレームにファセット加工された316Lステンレススチール、ベゼルにはナノセラミックを採用。高級感とタフさを兼ね備えています。
シーブルーとムーンホワイト(8,580円/税込)は、ボディフレームにクッション型の316Lステンスレススチール、ベゼルにナノセラミックを採用。タフさを備えながら、引っかかりの少ないフォルムで普段遣いにぴったり。
うーん、全部そろえて付け替えを楽しみたくなっちゃいますね。
スタイルだけじゃない
スペックも抜かりなし

「HUAWEI WATCH GT Cyber」は、ケース交換ができるだけじゃありません。基本性能が充実した、オールマイティに使えるスマートウォッチなのです。
ランニングから登山、スキー、トライアスロン、縄跳びなどなど、100種類以上のワークアウトモードを搭載。また、ストリートダンス、スケートボード、パルクールなどにも対応。本体も熱衝撃や振動、着氷雨といった16種類の耐久テストをクリアしており、エクストリームスポーツにも使えるタフさを備えています。
ヘルスケア関連機能も充実。血中酸素レベルやストレスモニタリング、心拍数、睡眠などのモニタリングが行なえるので、運動していないときの日々の健康管理にも力を発揮してくれます(*4)。
そのほか、マイクを搭載しているので、スマートフォンの通話を「HUAWEI WATCH GT Cyber」で行なえるほか、SNSの返信もできちゃいます(*5)。
これだけの充実した機能を有しながら、最大7日間のバッテリーライフを実現。楽しさ/タフさ/多機能さをあわせ持つ、万能感のあるスマートウォッチに仕上がっているんです。(*6)
*4 本製品は一般的なウェルネス・フィットネス目的の製品であり、医療機器として設計されたものではありません。病気などの診断、治療、予防の目的には利用できません。
*5 SNSの返信機能は、Harmony OS、およびAndroid OSのスマートフォンで利用できます。
*6 バッテリーの詳細な使用条件については公式サイトでご確認ください。
アイデア次第でオンリーワンのガジェットに

これまでスマートウォッチのカスタマイズは、文字盤のデザインとベルト交換がメインでした。
しかし、ケースを交換できる「HUAWEI WATCH GT Cyber」ならば、アイデアと3D プリントや工作の腕があれば、これまでにない自分だけのスマートウォッチにもできます。
手首から解き放ち、自分のスタイルで使う。無限の可能性を秘めているスマートウォッチが「HUAWEI WATCH GT Cyber」なのです。
HUAWEI WATCH GT Cyber
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キャンペーン期間:3月31日(金)~4月21日(金)23:39まで。
GIZMODO特製ケースの3Dデータダウンロード
記事内で制作したケースの3Dモデルデータ(.SLT形式)は以下からダウンロードできます。
3Dプリントサービスでケースを出力したり、自作のケースをモデリングするときの参考にどうぞ!
* サイクリング用グローブケースはグローブを別途用意する必要があります。また、ペンライトケースのライト部分は透明な素材で作る必要があります。 また、これらのケースの設計はプロトタイプであり、利用において生じた破損/損失についての責任は負いかねます。利用者ご自身の責任にてご利用下さい。
Source: HUAWEI