2022年10月4日の記事を編集して再掲載しています。
おもしろいプロダクトだねぇ。
教育系スタートアップのKanoとMicrosoftが協力して生まれた、組み立てて作れるPC「Kano PC」が、ギズ屋台にやってきました。モノとしては子供向けのPC教育を想定して作られたPCとなります。
でも、見た目や組み立てのおもしろさも気になるところ。早速編集部でも組み立ててみましたよ。
組み立て楽しい!でも簡単

ダンボールを開けるとこんなかたちでお出迎え。基板むき出しでカッコいい!

端子類や電子回路など、PCの裏面を視覚的に見れるのは興味深い。大人でも見る機会が少ない人はけっこういるはず。

基板の面を裏返すとディスプレイがありました。

それでは説明書を見ながら組み立てスタート。といっても取り付けるパーツはバッテリーとスピーカーの2つのみ。

まずは赤いバッテリーを取り付けます。パチっとハマる穴があるのでそこに収まるように取り付ければOK。パーツは簡単に取り外しできるので、はじめに親がやってみせてそれから子供が自分の手で取り付けることもできそうです。

バッテリーから伸びるケーブルを基板に接続。これでバッテリーの取り付けが完了。

同じ方法で、今度は青いスピーカーを取り付けます。この組立作業すごくおもしろいので、ガンプラのRGほどとはいわないでも、もっとパーツが多くてもいいのにな〜。

パーツを取り付けたら透明カバーでフタをして(このフタも取り外せます)。

トラックパッド付きのキーボードに合体させたら…。

Kano PCの完成! すぐ組み立て終わっちゃうけど、自分で作ったという満足感がありますね。
ソフトウェアも独自のものが

OSにはWindows 10 Proが搭載されていて、ネットにも繋がります。普通のPCのように使うこともできますが、独自のソフトウェアがあるのでチェックしてみましょう。

「How Computers Work」は、コンピューターの仕組みが学べる絵本のようなコンテンツ。簡単なコンテンツですが、イラストのおかげでわかりやすい。

こちらはコードが学べる「Kano Code」。コードの基本やコードを使ったお絵かきなど、プログラミングの初歩を体験できます。大人でも学びがありそうですね。
Kano PCのスペックは、プロセッサーがCeleron N4000 Dual Core、メモリ4GB、ストレージ64GB(microSDカードで増設可能)と、かなり低め。なのでゲームや動画をゴリゴリ楽しむより、PCの取っ掛かりとして触ってもらったりコーディングを学んでもらうことが想定されています。ま、教育向けですからね。

それもあってか、落下耐性には強いみたい。ケース無しで1メートルからの本体落下、および120cmの高さから500gの鉄球をディスプレイに落下などのテストをクリアしています。頑丈さis大事。
はじめてのPCにいかが?
スマホやタブレットなどのスマートデバイスには慣れていても、フォルダ単位でのファイル操作やタイピングには不慣れという人は大人でも少なくありません。「子供のうちからPC教育を」と考えているなら、頑丈なKano PCでデビューするのもいいかもですね。Kano PCはギズ屋台にて1万9800円で販売中です。自宅で始める、STEM教育。
Photo・Text: ヤマダユウス型
※記事掲載時点では在庫が確認できておりますが、購入の際に売り切れている可能性もございます。その場合、販売ページで再入荷リクエストにご登録ください。
※表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。