軽量でハイパフォーマンス。
DJI(ディージェイアイ)のOsmo Mobileシリーズは、スマホで簡単に撮影したい人に人気なカメラスタビライザーのラインナップ。
一方、Roninシリーズは、本格的撮影を目指す、デジタル一眼レフカメラや大型レンズで撮影したい人向けの製品です。
そのRoninシリーズに、最新世代「DJI RS 3」や「DJI RS 3 Pro」の小型版、「DJI RS 3 Mini」が新登場しました。軽量のミラーレスカメラに特化して設計されており、ボディ自体の改良と、本体の軽量化を実現しました。
安定した撮影をもたらすRoninシリーズ
ハリウッドでは、いまだにデジタルシネマカメラが使われています。これに加え、1万ドル(約1300万円)はくだらない装着型ステディカム装置や、ステディカムよりもはるかに高額なクレーン付きの車など、撮影には高性能で安定性の高い製品を使っているのは、潤沢な予算があるから。
ですが、一眼レフカメラやミラーレスカメラの動画機能のおかげで、低予算でもすばらしい撮影ができるようになりました。DJI RS 3は、重量があるデジタル一眼レフカメラも固定できます。
ズームレンズを装着していても大丈夫。動いている状態でも滑らかで安定した撮影ができます。これが500ドル程度(7万2600円)で手に入るんです。約800ドル(10万8900円)で販売中のDJI RS 3 Proにアップグレードすると、積載量が大幅アップ。

最大積載量はRS 3が3kg、RS 3 Proが4.5kgで、DJI RS 3 Miniは2kgになります。
DJIによると、これはSony α7S IIIと24-70mm F2.8 GMレンズのセットアップ、Canon EOS R5とRF24-70mm F2.8 STMレンズのセットアップにも十分に耐えられる積載量とのこと。
対応ギアの一覧は、DJIのWebサイトから確認できます。DJIの話では、RS 3 Miniにはパワフルさが十分備わっており、主要カメラにレンズをセットアップしレンズをフルに伸ばした状態でも、途中でバランスを調整することなく取り扱うことができるそう。
これなら、ワンテイクのズーム撮影ができますね。
小さい=軽い、RS 3 Mini

縦向き撮影の設定では、ジンバル本体の重量がたったの795g。
RS 3とRS 3 Proと比べて非常に軽量です。前モデルの「DJI RSC 2」もミラーレスカメラ向けの持ち運び可能なタイプですが、重量が1.2kgなので、軽量化されていることがわかります。
ただ、カメラ取り付け用クイックリリースプレート、フィルライト、マイクなど、どのアクセサリーを装着するかでスタビライザーの重量も変わってきます。軽さをお求めの人は、アクセサリーはほどほどに。

さらに、RS 3 Miniには1.4インチ(約3.5cm)のフルカラータッチ画面を搭載。RSC 2の画面サイズは1インチ(約2.5cm)なので、大きくなっています。
画面が大きくなったことで、画像メニューの操作や設定の調整がしやすくなりました。また、RS 3やRS 3 Pro用に開発された「第3世代RS安定化アルゴリズム」が採用されています。
小型ジンバルの答えが出たかも
その他には、最近のミラーレスカメラで利用できる、Bluetoothワイヤレスシャッター操作機能にも対応。これならどんな状況でも、ハンズフリーでカメラを安定させながら撮影ができますね。
また、RS 3 Miniのフロントダイヤルを使えば、なんと遠隔でズーム操作ができるそうです。この機能はSony製カメラと対応デジタルレンズを使用時に利用できるとのこと。
大きめのDJI RS 3スタビライザーに代わって、軽量化され手軽に携帯できるように設計されたRS 3 Mini。
軽くてコンパクトな、使い勝手のいいミラーレスカメラに乗り換えた人、機材を手軽に旅先に持っていきたい人にぴったりです。お値段も369ドル(5万1480円)とお手頃。DJIのオンラインストアから購入できますよ。