「ものすごいスピードで海に飛んで消えた」
前を走っていたドライバーのこの証言を聞いたときから自殺か自動運転の暴走と思っていましたが、一家無理心中だったのかー。
テスラで無理心中
1月2日、サンフランシスコの南方30kmにある転落事故の名所デビルズスライドの断崖絶壁から、白のテスラ車が高速1号線のガードレールをまたいで250フィート(約76m)の崖下に転落。ヘリの決死の救助のおかげで一家4人が奇跡的に助かって拍手喝采でしたが、実はハンドルを握っていたDharmesh Arvind Patel医師(41)は自らの意思で家族を道連れに死のうとしていたことがその後の警察の調べで判明。医師は収容先のスタンフォード大学病院で3日逮捕されました。退院後は殺人未遂、児童虐待容疑で刑事起訴される運びとなります。
くわしい動機はまだわかっていません。近所の人も「絵に描いたような理想のファミリーよ。いつも外で子どもが自転車で遊んでて、クリスマスにはクッキーを近所に配るような家族なのに…」と驚きを隠しきれない様子。
テスラの頑丈さが証明された
どんな苦悩の末の行動かはわかりませんが、テスラの頑丈さが命を救った形になります。もう少し飛んでいれば溺死でしたが、猫の額ほどの陸地に着地しています。このときに限って炎上もありません。奇跡的にとりとめた命、あらためて生きる気力が戻るとよいのですが。
ちなみに、子どもたちにはシートベルトしてたみたい。それで助かった。本当にどういう事情があったかはわからないけど、幸多かれと祈るばかりです。
Source: NBC News