時代だね。
アメリカの格安航空会社フロンティア航空が、カスタマーサポートの電話窓口を終了したことがわかりました。今後、予約や飛行情報に関してフロンティア航空に問い合わせる場合は、公式サイトのライブチャット機能、WhatsAppでのメッセージ、SNSプラットフォームのみとなります。
フロンティア航空は、少しずつ完全デジタルコミュニケーションへの移行を進めており、電話窓口閉鎖はその一環。低価格を実現するため最大限の効率化を求めており、電話よりもチャットなどのほうが顧客も利用しやすいと判断。ネタ元のThe Vergeにて、フロンティア担当者のJennifer De La Cruzがコメントしたところによれば、実際にデジタルでのコミュニケーションを好む顧客のほうが多いのだといいます。11月中旬に行なわれた投資家向けプレゼンでも、電話の非効率性と価格高を指摘し、ライブチャットなら1人のサポート係が3人の顧客を同時に対応できるとその効率の良さをアピールしていました。
不況の風が忍び寄る昨今、コストカットすべきところを探した結果なのでしょう。不況に限らず、今後電話サポートは減少する傾向にあるのかもしれません。(ウェブサイトが親切丁寧な作りだと、そもそも問い合わせしなくてすむパターンも多いのですが)
Source: The Verge