ギンギラギンにさりげない!
これまでいろんなコラボをしてきたスポーツ用品ブランド、adidas(アディダス)ですが、バイクに触発されたスニーカーを作った…と言われてもピンと来ないかもしれません。モータースポーツのイメージ、ないですもんね。
「ZX22 KAWASAKI SHOES」は、日本のバイクメーカーカワサキが作る「ZX」シリーズのコンセプトモデルをスニーカーに落とし込んだ1足。実は1984年に出たadidas「ZXシリーズ」はカワサキの「ニンジャZX」が由来だったりして、2社の間には長い歴史があるんです。
バイクらしいスニーカーとは?
ギラりと輝く銀色に目がいく「ZX22」は、マフラーなどバイクの金属パーツを想起させます。また黒は塗装されたフレームのようですし、ライムグリーンといえば昔からカワサキの色と決まっています。デザインも直線的な泥除け、3本線が反射板になっているのがバイク的。スニーカー的には、BOOSTクッションが快適な履き心地と衝撃吸収に役立ちます。

端材を使って環境に優しい
裁断時に出て廃棄される余分な生地や、家庭から出る廃棄物を再利用することで、新品を作る際に発生する環境負荷を減らす試みも行なわれています。アッパー部分に使われる素材の25%が、50%以上の再利用品を使っていてエコなのです。
バイクに乗らない時に履こう
タンには「Kawasaki」のロゴ、サイドには「Ninja」のロゴがあって、バイクらしいスニーカーではありますが、このスニーカーでバイクに乗るのはあまり推奨できないかもしれません。踵はステップに引っ掛かりませんし、左足のシフトレバーで甲がすり減ってきちゃいますからね。
希望小売価格は2万900円、北米でもほぼ同額の150ドルとのこと。ニンジャ乗りでも、ニンジャ乗りでなくとも持っていたいスニーカーです。
Source: adidas via HYPEBEAST, Kawasaki PLAZA