これ、Peak Designの三脚に似てるね。
三脚ってすごく大事で、もうどれくらい大事かっていうと、三脚を持ち歩いてると「まぁこの景色や夜景も完全に""撮れる""しな」って、謎の上から目線になれるくらい大事。欠点は大きくて重くて取り出すのが面倒な点。
そこを改善しようとしてる三脚はいくつもあるのですが、Kickstarterでクラファン中のトラベル三脚「HEIPI」は、かなり個性的なデザインになっています。重さ1.35Kg、縮長44.5cmとサイズはかなりコンパクトです。
本体は1台、持ち歩く三脚は2台
最大の特徴は3in1で使えるギミック性。なんと三脚のエレベーターにあたる部分が…。

単体で取り出せちゃう! エレベーター自身に3本の足が付いていて、サブ的に使えるミニ三脚としても運用できるんです。ボールヘッド雲台も取り外し可能で、エレベーター側の三脚や他の三脚にも取り付け可能。

さらに雲台を外した三脚の天面にはスマホマウントが収納されてます。メイン三脚にスマホを取り付けてタイムラプス動画などを撮りつつ、サブ三脚でスチル撮影、なんて二刀流ができちゃうわけですねー。これは面白いギミック!

サブ三脚はVlogハンドル的にも使えるし、足がかなり開くのでローアングル時にも便利。もっとグラウンドレベルで撮影したい場合は、メイン三脚にエレベーターをぶら下げる使い方もできます。

ボールヘッド雲台はクイックリリースプレート同梱。これまた面白いギミックとして、360度回転する雲台取付部は10度回すごとにクリック音が鳴ります。手元が暗い夜景撮影時にはこの音を頼りに画角を探ったり、一定角ごとに撮影すればパノラマ撮影もやりやすい。
三脚の足はカーボンファイバー製。軽量ながら堅牢性に優れたいい素材です。デザインや素材などを鑑みるにPeak Designの「TRAVEL TRIPOD」を強く意識してるのは間違いなく、キャンペーンページでも比較対象になってます。特に耐荷重の面ではPeak Designが9.1Kgに対して、「HEIPI」は25Kgとかなりタフです。エレベーターが3本足なのが効いてそうだなぁ。

299ドル(約4万4010円)以上の出資で、リワードとして「HEIP」が受け取れます。この耐荷重なら一眼レフや望遠レンズでも安心だし、何よりお安いのが魅力ッ。カーボン三脚2台買ってこの値段は心揺らぐねぇ。
Source: Kickstarter