これはゲームチェンジャーになりえるゲーム機じゃない?
普段はSwitchのような携帯ゲーム機。VRゴーグル/コントローラと合体させるとVRヘッドセットに変身し、迫力UPな大きめモニターともドッキングする。さらに据え置きゲーム機としても使えるユニットもある。ゲームキッズが夢見る幕の内弁当的最強マシン、それが「Pimax Portal」です。

まずコレがレベル1。生まれたての状態。SoCはSnapdragon XR2で、専用OSとAndroid OSも実行できる様子。ディスプレイは5.5インチ 4K。パネルはQLEDも選択可能で、144Hzのリフレッシュレートにも対応しています。ガチさを感じます。

このPimax Portalから左右のコントローラを外してですね。

専用のゴーグル「Portal View」に差し込むことで、VRヘッドセットに変身します。コントローラもVR用コントローラに差し込んで使います。

スマホ差し込み型VRヘッドセットそのものじゃない。というツッコミはあるでしょう。でもPimax Portalの画面をレンズ越しに見るのではなく、Portal View側に組み込まれたディスプレイパネルを使うみたい。またレンズを交換することで標準的な視野角100度または60度だけどPPDが高く緻密な映像が見られる状態にセッティングできるとのこと。
さらなる広視野角なゴーグル「Pimax Horizon」、視線/表情トラッキング機能がつく「Portal Social Edition」もリリース予定。カスタマイズの幅、広すぎじゃないですか。

PCと接続してPC VRアプリを使う際は、HDMIケーブルを用いて無圧縮または、オプションの「Pimax Airlink」を用いてWiGiz(IEEE 802.11ad)による無遅延通信が可能です。
これまたオプションの「Mini Station」を使えば、ゲーミングPCがなくともストリーミングによるVRアプリが使えるようになるとか。

コントローラをゴーグルの隙間に入れてバンドで固定できるというのも、嬉しい仕様じゃないですか。
Pimax Portalやオプションは、まずKickstarterでの販売からスタートとなる様子。まだプロジェクトが公開されていないので詳細は不明ですが、本体のPimax Portalは299ドル(約4万3700円) ~、専用ゴーグルの「Portal View」は449ドル(約6万5700円)となる模様です。
Source: Kickstarter , YouTube