各ジェットがリモコン操作で呼び寄せ可能!
映画『アイアンマン』はそのカッコ良さもさることながら、各部のギミックや飛行能力などのガジェット感も魅力のひとつです。イギリスにはその憧れから、『アイアンマン』をお手本にしたジェットスーツでギネス世界記録を樹立した人もいるくらい。灯油を使った6つのマイクロガスタービンで空を飛びますが、環境問題が叫ばれる今の時代に則したものではありません。
アメリカのジェットパックは電動
LAに住むジェイク・レーザーさんは、映画で見るスーパーヒーローのギミックをDIYで実現させようと、さまざまな動画をあげています。今回は26個のEDF(電動ジェット)で宙に浮く『アイアンマン』スーツをDIYで制作しました。
動画は17分程度に収まっていますが、実際の制作期間は2年。それに費用は5万ドル(約728万円)もかかっているんですって。
トライ&エラーの連続
煙や火花が出たり、ジェットの位置関係が悪くてスピンしたりと、度重なる失敗に挫折を繰り返すも、挑戦し続ける姿がドラマですね。ジョギングや筋トレで、本人も12kg近く減量したのも大変な努力。見ているこちらは、親心みたいなものが芽生えてきます。
最初はイギリスのグラヴィティー・インダストリーズをお手本にしたものの、背中に背負うふたつの巨大ファンは結局ボツ。これに限っては「大は小を兼ねる」ではなく、小をたくさん繋げることで消費電力を抑えてパワーを増やすことに成功しました。その結果、ブガッティーの1,000馬力エンジンを背負い、一軒家4つ分の電力を1分で消費するのと同じパワーの装備が完成したのでした。
いつか本物になれるかも
ちなみにレーザーさんは1年前にも、ブリーフケースがアーマーにトランスフォームする「マーク5」を可能な限り再現したことがありました。
どのDIYも映画とまったく同じではありませんが、彼だったらいつかトニー・スタークになれるかもしれませんね。
Source: YouTube (1, 2) via The Awesomer