これで十分でした。
※本記事で登場するスマホはiPhoneXSです。
macOSの新しいメジャーアップデートVenturaが日本時間の25日から配布開始されました。今回のアップデートから、iPhoneがWebカメラとして使えるようになったらしいので試してみました。 macOS VenturaでMacとiPhoneを連携させて、iPhoneをWebカメラ化する新機能連係カメラ。この機能をざっとご紹介します。
必要な設定
①macOS Venturaを搭載したMac
②iOS16以上かつ、iPhoneXR以降のiPhone
※デスクビューを使う場合は、iPhone11以降が必要です。システム要件はAppleより
③同じApple IDでログインした端末を用意
以上の3ステップです。
今回はMacBook AirとiPhoneXS、スマホ三脚を用意してどこまで使えるのか検証してみます。
FaceTimeで検証
まずは純正FaceTimeから必要な設定を完了し、FaceTimeを起動してビデオ通話を開始します。ツールバーのビデオを押すと、早速カメラが選べるようになっています!

カメラでiPhoneを選択すると、鈴のような音がiPhoneから小さく鳴り、カメラが少し間を置いて切り替わります。iPhoneカメラは、FaceTimeカメラよりも画角が広く、画質も上がっているのが一見してわかります。(色味、目元のノイズなど)XSでも、パッと見でわかる違いがあるので、14Proだとさらにすごそうです。

Zoomで使えるのか?
さらにオンライン会議、打ち合わせで使うアプリといえばZoomですよね。アップデート直後は、ほとんどの場合純正アプリしか使えない新機能ですが果たしてZoomはどうでしょうか。 新規ミーティングをスタートして、ビデオ横の^ボタンをクリックします。

Zoomにもありました! バーチャル背景、ビデオエフェクト、アバターもまったく問題なく正常に機能します。画質もFaceTime同様バッチリです。
感想
連係カメラはあまりにもスムーズに使えすぎて、途中からiPhoneのカメラで撮っていることを忘れてしまいました。Web会議、ビデオ通話の画質を上げたいと思っている方は、この機会にスマホ三脚を買ってもいいかも。大事なポイントは、無線で連係できるので正面以外で自分の好きな画角が設定できる体験はとても新鮮です。
強いて欠点を言うとすれば、画角が広がり画質が向上したことで、お部屋が今までよりたくさん写ってしまうこと。そして手元で調べ物をしながら話したり、台本をメモに用意している人はiPhoneが使えなくなるので困るかも。そのあたりがクリアできれば、スマホ三脚を用意するだけでビデオ通話がグレードアップできちゃうのでおすすめです。