軽率に1台持っておきたい。
ASUSの新しいChromebook「Chromebook Vibe CX55 Flip(CX5501)」を触ってきました。最大の特徴はクラウドゲーミングを意識したモデルであること。高価なゲーミングノート以外の選択肢として、クラウドゲーミング×Chromebookの可能性が、現実味を帯びてきたと感じましたよ。
価格は8万9800円〜で、今回触ったモデルは11万9800円になります。発売は10月26日。Chromebookとしてはちょっとお高めですが、これでPCゲームがバリバリ動くならアリかも?
大画面ヨシ、キーボードヨシ

スペックはこんな感じ。15.6インチのディスプレイは非常にリッチで、リフレッシュレートは144Hzです。GPUはCPU内蔵のIris Xe。

サイズ感もほどほどで、仕事でも持ち歩けそう。

キーボードはゲーミング仕様らしく、頻用するWASDはレッドで装飾。誤入力を防ぐアンチゴースト機能と、Nキーロールオーバーにも対応。

打鍵感も良いですね。押し込んだ感覚が強いのでガツガツ文字を打つ人は好きそうな感触。テンキー搭載なので仕事にも使いやすそう。

左側面にはUSB Type-C端子、Type-A端子、ヘッドホン端子が。

右側面にはmicroSDカードスロット、HDMI、そしてType-C端子があります。

ハーマン・カードン監修のデュアルスピーカーを搭載。ASUSのChromebookではおなじみですね。

ファンを搭載してるのでそこそこパワフルな作業も任せられます。

ヒンジもしっかりしていて、オープン時はキーボードが3度傾斜するため排熱効率も良好。

そして、Flipという名前の通りこんな開き方もOK(テントスタイル)。マルチタッチ対応なのでタブレット的にも使えます。

タッチの操作感もヨシ。スタイラスペンがあればメモ取りなんかもしやすそうですよ。
ゲームの使用感は?
写真は撮れなかったのですが、GeForce NOWが提供しているクラウド版の『原神』を軽くプレイしてみました。リフレッシュレート60fps、画質設定は高で一通り動かしてみたところ、まったくもって問題なし。「クラウドすごっ!」と驚かされました。
クラウド版を選ぶメリットは、PC本体の低コスト化やゲーム開始までのスピードなどが挙げられます。アルファ版ではありますが、ChromebookでSteamにアクセスできるSteam for Chrome OSなどもありますし、ゲーム機としてのChromebookはアリかもと感じさせる快適さでしたね。
ゲームのためのChromebookという選択
あると思います、この選択。たとえばメインPCをすでに持っていて、ゲームのためのノートPCを求めている人にはリーズナブルで賢い選択肢になりえるかと。クラウド環境やアプリ側も進化していきますし、伸びしろがあるジャンルともいえます。
いつかは欲しいと思っていたChromebook。目的がなくてちゅうちょしてたけど、クラウド版『原神』のためだけに買うのも…あり…だな…。大画面でニィロウを見たいのだ…!
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Images: ヤマダユウス型