カリカリピントな写真がここからたくさん生まれていくんだろうなあ...。
AI AFといってもニコンのレンズではありません。「α7R V」に搭載されたAFは、AI(深層学習)のチカラを借りて、様々な被写体を認識して素早く確実にフォーカスをあわせてくれる次世代AFシステムなのです。
人物は瞳/頭部/胴体で認識

他メーカーと比較して、認識できる被写体の種類が乏しかったソニーですが、α7R Vからはそんなこと言わせません。顔だけではなく頭部や胴体も認識してくれます。さらにリアルタイムトラッキング機能により、被写体が物陰に隠れてもトラッキングし続けてくれます。

AFが認識してくれる被写体は人物、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機。1時間ほどのテスト撮影時では、これらを撮影するときにピントが外れるという不安はいっさいなし。写真の腕が上がったかのような感動が身体にじわじわと浸透しますし、自分の視線と連動してピントをあわせてくれる感覚が全能感も呼び起こします。ちょっとコレは凄い。

猫を撮る/撮りたい方にとって欠かせない動物AF。フルサイズαシリーズではα7 IIIから動物の目に合わせてくれるAFが搭載されていましたが、α7R Vの動物AFは合焦までのスピードが速くなったように感じますし、画角いっぱいの被写体でなくても目の位置を正しく認識してくれます。


人体だけではなく、他の被写体も頭部(先頭部)と全身を捉えることが可能です。

しかし鉄道の認識ができるようになるとは思いませんでした。鉄道写真の需要が大きい、ということなのでしょう。
Source: ソニー