念には念を。核攻撃への対策をアメリカが準備中

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念には念を。核攻撃への対策をアメリカが準備中
Image:State of New Jersey

こんなの駅で見たらギョッとしますよね…。

ロシアのウクライナ侵攻で核攻撃の緊張が高まるなか、米政府は早くも保健福祉省が2億9000万ドル(約426億円)を投じて被ばく治療薬「Nplate( romiplostim:ロミプロスチム )」を大量購入、「放射線および核の緊急事態」に備えています。

Npaleは血小板減少症に効く薬で、2021年には急性被ばく薬としての使用が米食品医薬品局(FDA)に認められています

8月の核兵器不拡散条約運用検討会議でアントニオ・グテーレス国連事務総長が「冷戦終結で消えたはずの暗雲がふたたび立ちこめている」とか「わずかの誤解や誤算でも核で人類が滅びる一触即発の状況にある」と語って顔を曇らせていています

バイデン大統領も今月6日にニューヨークの支持者邸で開かれた政治資金集めの場では、集まった支持者を前に下記のようにこぼしていたとニュースメディア・ポリティコが報じています。

「今の状態が続けば、キューバ危機以来の核兵器使用の脅威にさらされるだろう」

「プーチンの出口を懸命に探しているところなのだが。面子がつぶれなくて、なおかつ国内の支持もそう揺るがない出口なんて果たしてあるのだろうか?」

「こんなアルマゲドンな状況は自分もケネディ暗殺、キューバミサイル危機からこのかた一度も直面したことがない」

いっときも核の脅威が頭を離れないようです。

米保健福祉省は被ばく薬の大量購入は「核をふくめた包括的な安全対策の一環」と説明していますが、街を見れば、ニュージャージーとマンハッタンを結ぶPATHトレイン(平日は利用15万36000人)の車両と駅構内には9月から核対処3ステップの看板も立っていたりします。

20221012Fallout
発行元はアメリカ国土安全保障省。フェイク画像ではありません。
Image:Alice Bell-Black

ちなみに核が飛んできたときの初期行動はこの3つとされています。

1)GET INSIDE(中に入る)

窓やドアの側は避けて建物の真ん中に移動する。


2)STAY INSIDE (中にこもる)

窓・ドアを閉めて鍵をかける。

被ばくした人は服を全部ぬいで袋に詰め、シャワーを浴びるか、濡れぶきんで拭く。

ボトル入りの水を飲み、密閉容器の食料を摂る。


3)STAY TUNED(情報収集)

TV・ラジオ・PC・携帯などで最新状況を確認する。

当局が外出許可するまで外に出ない。

NY市危機管理局が動画も作っています

「車の中はだめ」と忠告しています。専門家によると、最初の30分が勝負とのこと。