できちゃった。
Google(グーグル)初のスマートウォッチとして注目を浴びているPixel Watch。もしかしたら「おサイフ」なのでは?と期待して、違って落胆していたんですが・・・見つかっちゃいました! Pixel Watchでオートチャージ機能付きのSuicaを使う方法。
初めに言っておくと、これはGoogleが公式にサポートしている訳ではなく、ユーザーとしてちょっと工夫してみたら使えたよという報告です。もちろんギズモードがオススメしている訳でもないので、もしご自身でやってみるという方は自己責任でお願いします。
それから、定期券付きのSuicaはこの方法では使えません。あくまでもオートチャージ機能が使えるだけです。注意書きはそんなところでしょうか。ではご紹介します。
オートチャージを使う方法
大まかな流れとしては、オートチャージ設定をしてある(けど定期券の付いていない)SuicaをPixel Watchに移すことで実現できました。
3つのアプリを使います。まずは、「モバイルSuica」アプリでオートチャージ機能をOnにしたSuicaを準備。

次に「おサイフケータイ」アプリでそのSuicaを預けます。この際、アプリで使用しているGoogleアカウントはPixel Watchで使っているものと同じアカウントである必要があります。

最後は、「Watch」アプリ内にあるGoogle Pay機能から、先ほど預けた「Suicaの既存のカード」をウォッチに追加することで完了です。

コンビニで180円のスムージーを買ってから・・・

改札を通ったら1,000円チャージされていました。ヤッホーーーイ!!

これで晴れてオートチャージが使えたわけですが、その設定を変えたい場合はまた少しステップを踏む必要があります。
オートチャージの設定を変える方法
オートチャージの設定は、Pixel Watchに追加した状態だと設定を変えられません。なので一旦Pixel Watchからスマホに戻してから、設定を変えたうえでPixelに追加し直さなければなりません。
まずは「Watch」アプリでSuicaをウォッチから削除(お預け)します。それから「おサイフケータイ」アプリでカードを受け取って、

「モバイルSuica」アプリでオートチャージ設定を変えればOK。

あとはオートチャージを使う方法で紹介したステップをもう一度やり直して、Pixel Watchに追加し直すだけです。
今後に期待すること
とりあえずユーザー側の工夫でオートチャージは使えるみたいですでが、さすがにちょっと手間ですね。できればもうちょっと楽に使えるようにして欲しいですし、定期券やPASMO対応なども期待したいところ。そして願わくばそれがPixel Watch以外のWear OSウォッチでも簡単に使えると嬉しいです。オープンさと自由さがAndroid系のよさではありますが、こういった生活インフラ周りはカチッと整えられていた方が安心感が増すと思います。
Pixel Watchは都会でのGPS精度がまだ微妙で決定打に欠けるなどの欠点はあるものの、ウェアラブルの要である付け心地はバツグンです。さらにオートチャージが使えるという要素が追加されたことで、僕の中の魅力度はうなぎ上り。
秋晴れのようにスッキリとした気持ちでPixel Watch購入に踏み切れそうです。