大阪大学の研究グループは、フード3Dプリンターで食品の内部にパターンをつくることによって、食べものにQRコードを埋め込むことに成功しました。

この技術は食品の見た目を変えることなく、内部にQRコードをつけることができます。カメラで読み込むことで対象の食品がどうやって作られたのかなどの情報を知ることができるようになるんです。
食べ方を教えてくれるクッキー
たとえば、クッキーに埋め込まれたデータを読み取ることで、いっしょに飲むコーヒーの濃さや温度を提案してくれる、なんてこともできるそう。
自分の一番美味しい食べ方を教えてくれるクッキー、売れそうな予感。

他には画像や音楽などを呼び出すことのできるARマーカーを埋め込むことによって、いままでなかったような拡張現実感を味わうことができます。
読み込むとド派手な演出で運勢を占ってくれるガム、限定の音楽が聴けるケーキなど、いろいろ楽しい想像が膨らみませんか。
Source: 大阪大学 科学技術振興機構(JST)