マジでどうした?カニエ!
イェ(Ye)ことカニエ・ウェストが、多くの企業から一気に絶縁状を叩きつけられています。先月、パリのファッションショーで「White Lives Matter(白人の命は大切)」と書かれたTシャツを着て登場し、さらに反ユダヤ主義的な発言やヘイトスピーチを繰り返していることが理由ですが、カニエさん、一体何が目的でこれやってるの?
騒動後にスッパリとカニエと縁を切ったブランドを紹介していきます。
このままでは業界追放も
Gap(ギャップ)
カニエとのコラボレーション「YEEZY GAP」を展開していたギャップですが、「元パートナーの最近の言動のため、我々のストアからYEEZY GAPの商品はすべて撤去いたしました」とホームページで声明を発表しています。
adidas(アディダス)
他のブランドより一歩遅れてアディダスもパートナーシップを解消。「アディダスは反ユダヤ主義、いかなるヘイトスピーチも許すことはできません」と声明を出しています。
Balenciaga(バレンシアガ)
バレンシアガの親会社Kering(ケリング)が、「バレンシアガは該当アーティストと関係を終了し、この先も彼とのプロジェクトの計画はありません」と発表しています。
Vogue(ヴォーグ)
ヴォーグ誌と編集長のアナ・ウィンターはカニエをこれからサポートするつもりはないとし、アナ・ウィンターは13年にも及ぶカニエとの長い友好関係にピリオドを打ちました。
CAA(Creative Artists Agency)
カニエが所属していたタレント事務所CAAも契約を終了。ハリウッド中のタレント事務所も、CAAと姿勢を同じくするとのこと。
弁護士
カニエの離婚を担当した弁護士事務所、Cohen Clair Lans Greifer Thorpe & Rottenstreich LLPからも関係解消されました。
Instagramは同社の規定に従ってカニエのアカウントを制限し、人種差別に関する投稿も削除されたということです。
Instagramのアカウントが制限された翌日、Twitterもカニエのアカウントをロックしています。
MRC Entertainment
カニエのドキュメンタリー番組を撮影した映画・テレビ制作会社のMRCも、すでに完成した番組を放送しないことを決定しました。同社役員は「カニエの発言を助長するようなコンテンツは支持できない」と声明を発表。
ブランドや企業だけでなく、元妻のキム・カーダシアンを含むセレブたちも続々とカニエ批判を発表し始めています。もはやただの炎上じゃ済まされない事態。どうなるカニエ? そしてどうしたいんだカニエ?