絶妙にメタルギアっぽいタイトルだ
発売当初はPS Storeでの販売が休止になるほどバグが多かったものの、着実に進化を遂げてきたアクションRPG『サイバーパンク2077』についに拡張版が発表となりました。その名も「PHANTOM LIBERTY(邦題:仮初めの自由)」。
そのティザー予告はこちら。キアヌ・リーブスが演じるジョニー・シルヴァーハンドも引き続き登場する様子だけど、それ以外は全然不明。映像を見る限りでは、主人公のVが新アメリカ合衆国について依頼をこなしていくという展開の様子。
目新しいロケーションも追加
新アメリカ合衆国は、軍需企業ミリテクの元社長が再編したアメリカ合衆国という設定。『サイバーパンク2077』の舞台であるナイトシティは、アメリカにはあるものの自治権を持つ街であり、ゲームが始まる数年前には統一を目論む新アメリカ合衆国に侵攻を受けたというストーリーもあるので、街からするとやや敵側なイメージ。そこにVが与するとはどういう展開になっていくのか。
映像には見慣れぬ新しいロケーションと思しきものが登場していますが、細々見ていくとパシフィカあたりの(現状のゲームでは足を踏み入れられない)エリアが舞台となる様子。どれくらいの範囲を歩き回れるのか、すごく楽しみですね!
ボリュームや価格帯が気になるところですが、こちらもまだまったく情報はでていません。『サイバーパンク2077』を開発したCD PROJEKT REDの『ウィッチャー3』のDLCは、めちゃくちゃボリュームがあったので期待したいところ。
PS4やXbox Oneには未対応
ちなみにこちらのDLCは次世代機向けとPC向けで、PS4とXbox Oneには未対応となる予定(後述の1.6がPS4/Xbox One向けの最後の大型パッチとなるとのこと)。まだ次世代機が手に入ってないという人には困った事態ではありますが、完全に次世代機向けとなることでグラフィックとシステム面でパワーアップが期待できるので悪いことばかりではないでしょう。
配信は今のところ2023年を予定。『サイバーパンク2077』は延期も多く発売まで長い時間がかかった上に、リリース当初はバグが多かったので、ここは焦らずじっくりやってほしいですね。
また、今回の発表と同時に、全プラットフォーム向けに最新のパッチ1.6が配信開始。Netflixのアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』とのコラボの依頼やアイテムを追加する他、装備した衣類のステータスを変えずに、異なる見た目に変更するワードローブなど欲しかった機能されつつ、バグ修正などもいろいろと追加される大型パッチとなっています。詳しくは公式サイトのパッチノートで。
個人的にはプラットフォーム間のクロスプログレッションができるようになったのが熱いところ。残念ながら日本は一部制限があるようですが、それでもPSで遊んだデータをPCに移せるのは助かりますね。
とにかく進化を続けている『サイバーパンク2077』。DLCだけでなくパッチでもアップデートもまだまだ続き、ビークル戦闘なんかもできるようになるようなので、これからも長く遊んでいけそうですね!
Source: YouTube, Cyberpunk 2077