オレンジのこれ、これですよ。
Apple Watch UltraがほかのApple Watchと違う点は多々あるのですが、操作面からして違いがあるのがアクションボタンの存在。本来ならDigital Crownとサイドボタンの2つのボタンしかなかったのに、ここにオレンジ色のボタンが追加されているんです。
アクションボタンは何ができるのか。届いた実機でチェックしてみました。
「割り当てられる項目の柔軟性」は“ほどほど”

Apple Watch Ultraの設定内に、アクションボタンの項目があります。ここから、アクションボタンにどんな動作を割り当てられるかを設定できます。

設定できる項目は以下の7項目。ワークアウト、ストップウォッチ、ウェイポイント、バックトレース、ダイブ、フラッシュライト、なし。ワークアウトに関してはボタンを押すとワークアウトアプリを開くのか、ワークアウトをすぐに開始するのか、どんなワークアウトを開始するのかまでも設定可能です。

これは、アクションボタンを押すと屋外ウォーキングのワークアウトを開始するようにした様子。ワークアウト実行中に再度アクションボタンを押すと、セグメントをマークできます。

長押しするとサイレンや緊急電話、コンパス・バックトレースにアクセスできます。ずーっと長押しするとサイレンが鳴るのでご注意を。ここの項目はサイドボタンの長押しと同じで、アクションボタンの長押しに何もアサインしないことも可能です。
用途に応じて使い分けたいボタン
日常用途であれば、ストップウォッチやワークアウトをアサインしておくと便利に感じました。一方で登山やハイキングで使うなら、ウェイポイントやフラッシュライトをアサインしておくと便利そう。アサイン内容の変更はそれほど手間ではないので、気軽に変えちゃって良いと思いますね。
ただ、このボタンの存在にまだ慣れていないせいか、Digital Crownやサイドボタンを押し込む際にアクションボタンを押してしまう事故が多発…。押し方、覚えなきゃなぁ。
Source: Apple