時を読むのにちょっと考えちゃう。
パタパタ時計って覚えていますか? もしくは、見たことありますか? 最近はデジタル時計が多く、針のある時計を目にする機会も(腕時計含め)ちょっと減りました。パタパタ時計は、数字が書かれたボードを物理的に回転させ時間を表示します。回転するとき、ボードがパタパタって小気味いい音をたてます。空港の行き先表示ボードも昔はパタパタしていました。ちょっとノスタルジーを感じる音です。
クラシックカメラと3Dプリント系物作りなどを嗜むYouTuber、Shinsaku Hiuraさんが制作したのは、トランプをボードとして使ったパタパタ時計。回転のコアとなるパーツは3Dプリントで制作されており、そこに挿してあるトランプがパタパタしています。
数字表示は、エースが1、ジャックが11、クイーンは12、ジョーカーは0で、時刻を読むのに一瞬時間がかかります。この時計、トランプを利用しているだけあって「カジノ・クロック」と命名されていますが、カジノにあったら時を読みにくいのをいいことに、いつまでも勝負事に没頭しそうな…。
動画ではカジノ・クロックの構造が解説されていますが、パタパタ音をASMR的に楽しむのもいいですね。