Fitbitマーダーケース。
常に身につけ、運動や睡眠のログをとってくれるフィットネス端末。まさか殺人事件の解決につながるとは思ってみませんでした。が、なるほど確かに考えてみれば使えます。
Fitbitのデータから事件発生時の居場所を特定
2015年、コネチカット州在住のRichard Dabateから警察に通報がありました。曰く、マクスを被った何者かが家に侵入し、自分を縛った上で、妻のConnie Dabateさんを銃で撃ち殺害したのだと。2017年、ConnieさんのFitbitデータから、夫の言う妻が撃たれた時間には、妻はジムでワークアウト中だったことが発覚。Richardは妻を殺人した罪で起訴されました。そして先日、夫Richardに懲役65年の判決が下り、事件は幕を閉じました。ちなみに、Fitbitのデータを下に、Connieさんが通っていたジムのセキュリティカメラも捜査され、Connieさんがしっかり映っていたことが確認されています。
Fitbitが事件解決をした例はほかにもある
Fitbitデータが事件解決の糸口になったのは、これが初めてではありません。2018年、Karen Navarraさんの殺人事件でもFitbitの心拍データによって、死体発見よりも5日前に彼女の死が明らかになったことがありました。
監視カメラやヘルス系端末で、未解決事件が減少していきますように。もっといえば、それらが抑止力となって事件自体が減ってくれるといいのですが。
Fitbitやスマウォ、もっと刑事ドラマに出てきてもいいですよね。
Source: Daily News, Associated Press