クーラーがソーラーで動いてる。EcoFlowパワーシステム搭載のキャンピングカーが夢の秘密基地だった

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  • author ヤマダユウス型
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クーラーがソーラーで動いてる。EcoFlowパワーシステム搭載のキャンピングカーが夢の秘密基地だった

住みたい。いや、ほんっとに。

EcoFlowの新しいポータブル電源の発表会にお邪魔したら、なんかすんごいの居たんです。

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これは、キャンピングカー? なんで新製品発表会にキャンピングカーが…?

聞いてみると、このキャンピングカーにはEcoFlowが提供しているモジュール式の独立型電源システム「パワーシステム」が組み込まれているそう。「パワーシステム」は、キャンピングカーやコテージなどのオフグリッド(電力会社の送電網につながっていない状態)において電力を確保する総合ソリューションのこと。なんか面白そう!

というわけで、新製品のポタ電「DELTA II」の発表も見つつ、このキャンピングカーもチェックしてきました。キャンピングカー、子供の頃は憧れたなぁ。いまも欲しいけど!

分電盤とバッテリー&配線を内包

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こちらがキャンピングカーの内部。座席のクッションを外した状態なんですが、なんかゴチャっとしたものが入ってますよね。これが「パワーシステム」。

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この展示の左側が「パワーシステム」の概略。左上のパワーハブは下に置かれたLFPバッテリーに繋がっていて、小型のバッテリーは2,000Whr、大型のバッテリーは5,000Whrの容量を備えます。ハブは専用のスマート分電盤に繋がり、そこからは通常の電気工事と同様の施工でエアコンやコンセントなどに繋がる流れです。専用のタッチパネルモニターは電力の状況をモニタリングしたり、一括電源オフなどの操作が可能。

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写真中央のシルバーの箱がパワーハブ、その右側の箱が2,000Whrのバッテリーです。キャンピングカーの場合はインバーターを通して備え付けのサブバッテリーから電化製品を動かしたり、それこそポタ電のような外部電源をズドンと積んでしまうこともできますが、パワーシステムの場合はそのあたりがとってもスマートになるのが利点。

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たとえばタッチパネルモニターがあるから電力の使用状況が一覧できる。家庭用エアコンなどの消費電力が高いものも、スマホ充電のようにDC電源を使うものも同時に扱えます。

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負荷が高い16度設定にしてももしっかり動きます。ここまで低い温度設定、自宅で使うと電気代が気になっちゃうけど…。

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ソーラー充電だから大丈夫! ルーフには100Wの据え置きソーラーパネルが2枚搭載されていて、ここからバッテリーに電力を供給しています。ソーラーのほかにも外部電力やオルタネーターからの供給も可能です。太陽が出てる日であれば、EcoFlowの400Wソーラーパネルからも給電しつつ車内はエアコンをガンガンに効かせるエコ快適ムーブをキメられそうじゃないの。

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家庭用エアコンってことで、室外機も付いてる。これをソーラーで動かしてるんだもんなぁ、ロマンあるわぁ。

電気との向かい方、エコシステムの活用

最近は新電力会社が次々に撤退しているみたいで、「電力の小売って難しいんだなー」と傍から眺めてます。とはいえ、電気代は上がる一方。さぁどうしたものか。そうだ、自分で電気作って貯めよう

こんな発想から、自家発電に踏み切る人も増えてきています。わかりやすいのはソーラーパネルの設置ですが、そこで気になるのはイニシャルコスト。「パワーシステム」の場合もバッテリーの容量や規模感によって前後しますが、それほどかからないそうな。また、キャンピングカーやハイエースなどへの設置の場合は、対応している代理店が相談に乗ってくれるそうですよ。

EcoFlowの場合はポータブル電源による蓄電だけでなく、ソーラーパネルやスマート発電機、ポータブルクーラーなど、電気の作り方や消費方法まで提案していて、それらのデバイスを連携させることもできます。こうしたエコシステムがあると、電気というリソースをどう使うか、改めて考えるきっかけにもなりそうじゃない?

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たとえば、「パワーシステム」の右に展示してある「スマートホームパネル」。これは家庭用の分電盤につなげる電気のバックアップのようなシステムで、DELTAシリーズなどの大容量ポタ電を家庭の電気として使うことができます。主に停電時のバックアップを想定していて、電力会社からの供給が途絶えるとわずか30ミリ秒でポタ電からの供給に切り替わるそうな。エアコンや冷蔵庫などを、止まると困る家電が動くのはありがたい。

このシステムはポタ電の有効活用でもあるし、家ごとにバッテリーを保有する意義にもつながりますよね。他にも、電気代が高くなる深夜料金の時間帯だけポタ電からの供給に切り替える、なんてこともアプリで設定可能。個人でできる再生可能エネルギーの活用ってのは、こういうことなのかも。

リアルマインクラフトできちゃう…!?

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EcoFlowが提案するような仕組みを使えば、現代の世捨て人ともいえるオフグリッドな暮らしも実現できるかもしれない。水は川や雨水を活用して、電気はソーラーで蓄電。IHヒーターで料理をして、エアコンの効いた車内から5G接続でネットにアクセスする…。なんとも贅沢な隠者よのぉ。

そういえば、EcoFlowは再生可能エネルギーを活用したEcoFlow Houseなるプロジェクトもすすめているみたいで、こっちもすごく面白そう。「オフグリッドでもこんなに快適!」な体験ができるのかなーと妄想してますが、これからのエネルギーの在り方を一考させるプロジェクトになりそうな予感です。場所は長野県、行ってみたい!

というわけで、ポタ電を見に行ったらキャンピングカーと再生可能エネルギーの可能性にロマンを感じましたとさ。暑い暑い日中のエネルギーを夜のエアコンに変換する。このシンプルなリソース変換を突き詰めれば、マインクラフトのような悠々自適暮らしwith電力も、夢じゃなくなるかもしれません。

拡張性が魅力。寿命が10年に伸びた大容量ポタ電「DELTA II」がEcoFlowから登場

停電の危険、わりと身近ですよね…。そんなタイミングにEcoFlowから登場したのが、大容量なポタ電「DELTA II」。その容量と出力は1,024Wh/1,50...

https://www.gizmodo.jp/2022/08/ecoflow-delta-ii.html

Source: EcoFlow
Photos: ヤマダユウス型

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