ちょっと、ロマンティックが止まらないんだけど!
モジュール構造でレンズユニットを交換できるInsta360 ONE R/Insta360 ONE RSシリーズに、新モデルが登場です。「Insta360 ONE RS 1インチ 360度版」に備わるレンズユニットは全天球カメラ。しかも両面ともに1インチセンサーを盛り込み、ライカの光学技術を取り入れた全天球カメラなんです。
夜景でも綺麗にシャープに撮影できるポテンシャル

写真解像度は6528x3264ピクセル。動画解像度は最大で6144x3072・25/24fps。スペック上は従来の360度レンズカメラより劣っているところがありますが、ポイントは最大動画ビットレートが120Mbpsにアップしたことと、1インチセンサーを用いることでの暗い場所でも綺麗に撮影できる性能です。実際に作例をチェックすると、夜景でありながらシャープな解像感がありますよね。すっごくないですかコレ。

従来のInsta360 ONE R/Insta360 ONE RSは、コアユニットとレンズユニットの下部にバッテリーユニットを装着する形状でしたが、Insta360 ONE RS 1インチ 360度版は構造変更。コアユニットのUSBポートに容量を増量した専用バッテリーユニットを装着するスタイルとなりました。

形状もInsta360 ONE X2のようなスティック型となり、手に持っての撮影がしやすくなりました。超強力なブレ補正機能のFlowStateを採用していますし、ジンバルいらずでスムースな映像を楽に撮影できます。

HDR撮影が可能なPureShot HDR写真モードを使えば、AIにより自動的に広ダイナミックレンジな360度写真が撮れます。賃貸物件のオンライン案内目的で全天球カメラを活用している不動産業界からの熱視線を感じます。
Insta360 ONE R/Insta360 ONE RSからのアップグレードキットもある

Insta360 ONE RS 1インチ 360度版のお値段は11万8000円。またInsta360 ONE R/Insta360 ONE RSを使っているユーザー向けに、1インチ360度レンズ、1インチ360度レンズ用マウントブラケット、1インチ360度レンズ用縦型バッテリーベースが付属する1インチ360度レンズアップグレードバンドルが9万6600円で販売されます。
価格は高いものの、コイツでなければ撮れない世界は確実にあります。全天球カメラを用いたフォトグラメトリも楽しそうだし、おもしろカメラが欲しい方は注目ですよ。
Source: Insta360