情報量が増えて目も合わせやすくなった。
翻訳した2言語を、裏と表で字幕のように表示できるジャパンディスプレイの透明ディスプレイ 「Rælclear(レルクリア)」が、従来の12.3型から20.8型へと進化ました。
「画面に表示する情報量を増やしたい」という声に応え、サイズだけでなく輝度が2倍に、リフレッシュレートも2倍に進化したことで、チラつきが低減されました。大きな画面で伝える情報が増えると共に、ほぼ目を合わせた視線の高さで意思疎通ができるようになったのが利点です。
SF映画に出てきそう
前世代の「レルクリア」はこんな感じで、両面に別々の言語を表示させることができていました。
4月末には、福島県にやって来たウクライナ避難民との意思疎通のため4町村に3台の「レルクリア」が寄贈されたのだそうです。また外国人だけでなく、難聴の人でも音声が文字起こしされれば、コミュニケーションが円滑になります。文化センター的な施設だけでなく、役所や病院などでも重宝しますね。
街中で応用できるように
大型化のメリットとしては、他にも銀行の窓口や診察時にパーテーションを兼ねたり、電車やバスの窓などで透ける案内板としての利用が期待されます。街中で使われたら、SF映画の世界が実現しますね。楽しみです。
