【DJ道002】DJ忍者ハッタリくん、スクラッチを誕生させたTechnicsの名機を学ぶ!

  • author 塚本直樹
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【DJ道002】DJ忍者ハッタリくん、スクラッチを誕生させたTechnicsの名機を学ぶ!
Image: ギズモード・ジャパン/YouTube

今回はレコードプレーヤー!

前回はレコード&DJ機材店に潜入し、「スクラッチ」のテクニックを習得した我らがギズモード編集部の「DJ忍者ハッタリくん」ことハッタリくん1号(編集部員:吉岡)と、ハッタリくん2号(編集長:尾田)。彼らが今回潜入するのは、DJ機材でおなじみのTechnics(テクニクス)さんです!

新機種「SL-1200M7L」の詳細も含め、レコードプレーヤーの歴史を丁寧に教えてもらいましょう!

「SL-1200」がなければDJって存在しなかった?

今回DJ忍者ハッタリくんにレコードプレーヤーの極意を伝授してくれるのは、パナソニック株式会社の上松泰直さん。初っ端から「SL-1200はDJ用に販売されたものではなく、レコード鑑賞のために1972年に発売された」との衝撃の言葉が。最初はDJ用じゃなかったんですね。

SL-1200がDJから支持された理由は、「丁度いいサイズと価格感」が大きかったとのこと。そしてアメリカでのSL-1200によるDJシーンを目撃したテクニクスの日本人開発者が「もっとDJにあったターンテーブルを開発しなければ!」と奮起したのが、「SL-1200MK2」なんだそうです。当時は振動を防止するインシュレーターや頑丈なハウジング、スライド式のピッチコントロール、暗いクラブ空間でプレイするための針先照明を採用するなど、音楽ジャンルを革新するさまざま機能が追加されました。

また、ゴムベルトではなくモーターで直接ターンテーブルを回す「ダイレクトドライブ」についても、このおかげでスクラッチなどのDJプレイができるようになったと教えてもらいました。確かにゴムベルトでは、キュキュッとターンテーブルを回すプレイなんてできませんもんね。

そうそう、今回の新モデルとなるSL-1200M7Lでは7色のカラーが用意され、5月27日からグローバルにて1万2000台が限定発売。メーカー希望小売価格は12万円(税込)となっています。

7色に咲きました。TechnicsのDJ用ターンテーブルが50周年記念モデルになってお目見え

歴史を感じます。トルクフルなダイレクトドライブに、タフな設計がウケにウケて、世界中のDJが愛用しているTechnics(テクニクス)のレコードプレーヤー・ター...

https://www.gizmodo.jp/2022/04/technics-sl-1200-m7l.html

DJ忍者ハッタリくんの第一回、スクラッチ習得編はこちら。

Source: OTAIRECORD MUSIC SCHOOL, ギズモード・ジャパン/YouTube