Pixel 6aしか目に入っていなかったので。
例年以上にハードが盛り上がった印象のある今年のGoogle I/O 2022。開催から興奮の週末を経て、月曜日のバタバタも終わって、さーてあと何があったけ?な人向けに、小ネタというには失礼ですが、見逃しちゃってたかもという発表をまとめました。基調講演ではサラっと触れ、開発者向けセッションでじっくり解説されたものも多くあります。
Android 13ベータ版 ver. 2

Android 13のベータ版がリリースされたのは先月ですが、すでにver. 2が配布スタート。基調講演の数時間後にリリースされていました。アプデ自体はマイナーですけれどね。
FitbitとPixel Watchの共存

FitbitとPixel Watchの連携強化は良ニュース。一方で、Fitbitファンは今後新たなFitbit端末が発表されるかちょっと心配かもしれませんが、そこは大丈夫! Fitbit共同創設者で現在Googleのウェアラブル部門のトップにいるJames Park氏が、CNETのインタビューにて、今後もFitbitはリリースありだと明言しています。「Pixel WatchはGoogleとFitbitシリーズの一員として異なる価格帯に位置する端末になる。Pixelブランド下で高級端末を展開し、Fitbit端末はそれとは別の価格帯で継続する」とのこと。
Health Connect

Pixel Watch投入で、ウェルネス系機能が充実していくのは確かです。で、発表されたのがHealth Connect。ヘルス系アプリのデベロッパー向け、複数Android端末間でヘルス&フィットネスデータを安全にシェアするためのプラットフォームです。Samsung HealthとGoogle Fitの連益にサードパーティ製アプリを使用せねばならなかったSamsung(サムスン)スマウォユーザーには朗報。
Matter

スマートホームの規格Matter。なかなか前進しないような気もしてますが、Googleは1歩前へ。この夏、 開発者向けにGoogle Home Developer Consoleへのアクセス解禁。Matter端末やアプリ向けに新たにふたつのSDKが準備されます。特定のセキュリティ&プライバシー条件をクリアしたデベロッパーは、GoogleのIntelligence Clustersにもアクセス可能。Google HomeアプリのHome & Away機能にもアクセスできるので、おうちのスマート化が加速するかと。
ARグラス

基調講演最後に出てきたARグラス、のコンセプト。2分ほどの動画では、フレームごつめのメガネを通してリアルタイム翻訳されるなど、リアルとARのシームレスかつ便利な生活がアピールされていました。GoogleはAR/VRの活用の場を、メタバースではなく現実世界にコミットする方針のようですね。
サムスンスマウォとGoogleアシスタント

サムスンGalaxy Watch 4ユーザーは、Googleアシスタントはいつ使えるようになるのかが気になってしょうがないと思います。対応することは発表されていましたが、それがいつなのかわからずヤキモキ。が、基調講演後にでたプレスリリースによれば、今年夏ごろには対応するとのこと。また、Galaxy Watch向けにGoogle系アプリのさらなる最適化も進めていくということです。
ChromebookのPWA化

Chrome OS周りは最近特ににぎやかですが、注目したいのはGoogleとCiscoがタッグを組んで、Chrome OSでのWbexのPWAを開発するということ。なぜ注目なのかというと、これによってChrome OSというプラットフォームがデスクトップOSに近づくからです。デベロッパーに対して自身のアプリをPWA化できるという推奨例にもなりますね。