裸眼で立体視OK。3Dキャラがいつでも愛でられる「空間ディスプレイ」が約15万円から!

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  • author 武者良太
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裸眼で立体視OK。3Dキャラがいつでも愛でられる「空間ディスプレイ」が約15万円から!
Image: Acer

ソニーのELF-SR1とほぼ同サイズで、価格は1/3以下だッ!

これは新たなゲーミングディスプレイの潮流が生まれるか。もしくは3Dモデルクリエイターがクライアントにプレゼンする際の説得力絶大な秘密兵器か。Acerが発表した「SpatialLabs View」は、15.6インチの液晶ディスプレイに2機のアイトラッキングカメラを組み合わせ、見る人の目の位置を認識。奥行きどころか、通常のディスプレイなら見られないオブジェクトの側面も3DルッキンOKなモバイルディスプレイです。

Video: Acer/YouTube

過去に存在した要メガネの3Dテレビは、メガネをつけなきゃダメという面倒さに加えて、対応コンテンツが少なかったために普及しませんでした。しかしSpatialLabs Viewは、Forza Horizo​​n 5、ゴッド・オブ・ウォーをはじめ50本以上のゲームタイトルに対応。加えてYouTube、Web ゲーム、Windowsアプリ上のAndroidコンテンツ、写真、動画、ビデオ通話などを3D表示できる2D to 3D変換機能も備えています。手に入れてすぐ、日常的なコンテンツでもSpatialLabs Viewのスゴさを体験できるってのは強い。

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Image: Acer

Cinema4Dなどのアプリを使ったコンテンツ製作もサポートしているから、好きな3Dモデルを間近で見放題だし、キヤノンのVR180 3Dレンズで撮影した動画も臨場感たっぷりに見ることができるでしょう。

そのぶん最小システム要件は、新しい世代のCore i7以上、デスクトップでRTX 2080、ノートPCでRTX 3070ti Laptop以上となりますが、この3Dデバイスをいち早く先取りできるメリットは大きいですよマジ。

なお価格は1,099ドル(約15万円)で、この夏からリリースされます。まだ日本で販売されるかどうかはわからないんですけどね。

Source: Acer