どんどん深遠度が増すじゃん…!
ドラムマシンやサンプラー、FM音源など、パフォーマンス性と高音質を体現せし楽器を送り出してきたスウェーデンの電子楽器メーカーElektron。同社から新しいシンセサイザー「Syntakt」が発表されました。まぁこのデモ演奏の奥深さを見てやってくださいよ。
デジタルとアナログを融合
「Syntakt」の最大の特徴は、デジタル音源とアナログ音源の両方を積んでる点。具体的にはシンセ音源とドラム音源、それぞれについてアナログとデジタルで発音が可能です。これは今までのElektron製品にはなかった点。まさに音源二刀流!

デジタルトラックが8つ、アナログドラムトラックが3つ、アナログシンバルトラックが1つの合計12トラック。35種類を超えるデジアナマシンを操り、ドラムだけでなくシンセリードやベース、和音が演奏可能です。ドラムやウワモノも含めて、極めて単体での完結性が高い機材とも言えますね。使い方覚えるの大変そう……。
ただし、サンプルには非対応。筐体デザインが似ているビートマシン「Digitakt」とは異なる点です。アナログのフィルターとドライブエフェクトを積んでるのも特徴で、アナログシンセ音に慣れてる人には実家のような安心感があるかと。
「Syntakt」は2022年4月27日ごろから初回出荷予定。国内価格は14万9900円です。Analog Rytm以来のアナログ推し機ですし、何よりこの筐体デザインはカッコいいよねぇ。レビュー動画で気持ちを高めちゃってくださいよ。
Source/Image: Elektron Distribution Group, YouTube1, 2