刀剣好き垂涎もの。
大手印刷業者の凸版印刷が、スマートフォンで日本刀を愛でることができるアプリ「刀剣鑑賞」をリリースしました。高精細にデジタル・アーカイヴした刀剣を、拡大したり擬似的に光を当てたりして、模様をじっくりと堪能することができます。

3万ピクセルの超高解像度
解像度は刀の長さが3万ピクセルと圧倒的なデータ量。フリーモードでは刀を拡大して舐めるように鑑賞でき、ナビモードでは見所をたっぷり解説してもらえます。また体験版では刀剣の表しか閲覧できず、ナビも一部のみの収録。ですが1,100円の製品版では表裏の閲覧やナビも全てが楽しめ、コラムを読んだり展示情報が分かるなど、世界観を掘り下げて知ることができるようになっています。
アプリの機能紹介①タッチ操作デジタル鑑賞機能タッチ操作では、高精細な刀剣のデータを自由に拡大して観ることができます。画面をスクロールすると鋒から茎まで展示ケースに顔を近づけたり単眼鏡で観るようなダイナミックさをお手元で体験できます。また、タッチ操作の世界観は・・・(1/2) pic.twitter.com/KePiBZ9KkP
— アプリ『刀剣鑑賞』公式【配信開始】 (@toppan_touken) February 3, 2022
国宝級の日本刀にウットリ
アプリ収益の一部は、各刀剣の所蔵/所有先へ還元され、文化財の保護や活用に充てられるとのこと。現在は収録第一弾に佐野美術館所蔵の重要文化財「刀 朱銘 義弘/本阿(花押)(名物 松井江)」、そして第二弾として岡山県瀬戸内市所有の国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」が鑑賞できます。
アプリ『刀剣鑑賞』 第二弾は山鳥毛!アプリリリースに加え、第二弾実装刀剣も発表です!岡山県瀬戸内市所有の国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」です。昨年夏の山鳥毛の公開に併せて実施したテスト配信版からパワーアップして 3 月に登場します。お楽しみに! #刀剣鑑賞アプリ#山鳥毛pic.twitter.com/0RPkcc5EOR
— アプリ『刀剣鑑賞』公式【配信開始】 (@toppan_touken) February 2, 2022
今後もどんどん追加されてゆくので、刀剣好きならダウンロード必須ですね。
Source: Twitter, 凸版印刷 via MdN DESIGN INTERACTIVE