「リコーイメージングは生まれ変わります」宣言。デジカメ事業の態勢も変わるみたい

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    「リコーイメージングは生まれ変わります」宣言。デジカメ事業の態勢も変わるみたい
    Image: Ricoh Imaging

    なんだかアツい宣言です。

    PENTAXブランドを有し、唯一無二のスナップシューター「GR」シリーズを手掛けてきたリコーイメージング株式会社。2022年1月20日、突如として「リコーイメージングは生まれ変わります」と題したニュースリリースを公開しました。

    2つのチャレンジがスタート

    代表取締役社長の赤羽昇社長の言葉を一部引用しますと。

    今まで弊社はPENTAX及びGRブランドへのお客様の強い想いを感じ取りながら事業を行ってきました。その想いにできる限り応えていきたいと思う一方で、大量生産・大量販売を基本とする従来のやり方が、昨今の市場環境の変化に馴染まなくなりつつあることを感じています。

    とのこと。こうした時勢と多様化するニーズに応えるため、リコーは2つのチャレンジを行なっていくそうです。

    1つめは、デジタル手法を駆使したユーザーとの関係力強化と、工房的なものづくり。具体的にはユーザーとの接点をオンライン・オフラインを問わず強化し、全国的にPENTAXとGRブランドのカメラを体験できる機会を拡充していく試みです。

    2つめは、デジタルな販売手法と工房的生産へのシフト。これまでの販売店主体での流通から、自社ECサイトや主要マーケットプレイスを通したネット販売にシフトするみたいです。また、デジタルを活用することで市場需要を汲み取り、マスプロ的なアプローチとは異なる生産を実現していくとのこと。

    デジカメの世界に、オンリーワンな変化を

    ○○宣言といえば、2020年にPENTAXブランドが光学ファインダーにこだわり続けることを宣言していました。昨今は驚異的な性能のミラーレスフラッグシップが各社揃ってきましたが、あの宣言は業界的にもファン的にも「なるほど、PENTAXはこう在ろうとしているのか」と、オンリーワンなスタンスを明らかにしてくれるものでした。

    そして、今回のリコーの宣言および2つのチャレンジ内容からは、デジカメの販売形態や流通などを再考する、デジカメ業界でのニュースタンダードを模索しているようにも感じました。個人的には工房的ものづくりという点が興味深い。「GR」シリーズのような、機能美とクラフトマンシップを宿した新しいカメラが生まれてくれれば嬉しいけれど。これからのリコー、注目したいですね。

    Source: RICOH IMAGING

    2022年1月25日10時:誤字を修正しました。

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