テストした家庭では月に100回以上も稼働させたそうな。
ロボット掃除機のように家の中を動き回り、予め設定した荷物を自動で運ぶロボット「Labrador Retriever Robot」が、CES 2022に出展されました。
自動的に充電し、2次元コードのある冷蔵庫やトレイなどからアイテムをピックアップし、配膳や洗濯などをお手伝い。高齢者や足腰の弱い人をアシストするのに適しています。
アレクサに音声指示もでき、スマホやタブレットから目的地もタップで選べ、決まった時刻に薬を運ぶなどのタスクも余裕です。
CES 2022のブースでは仮設のリビングルームが作られ、デモ体験ができるようになっていました。冷蔵庫が自動で開閉するのも便利です。
頭金と3年間の月額使用料で自分のものに
このロボットは2種類作られており、ひとつは約76cmで高さが固定された「Labrador Caddie」、もうひとつはトレイのピックアップ&高さが約63cm~97cmに伸縮する上位機種「Labrador Retriever」があります。
いずれも頭金を約17万円ほど支払い、3年間に渡り月額使用料を約1万,300円か1万7000円を収めるプランとなっています。もし購入すると、Labrador社のスタッフがリモートで自宅の中を運転し、アイテムを積み下ろしする停留所をマッピングするとのこと。ユーザーが初期設定に四苦八苦しなくて済むのです。
家庭用に作られているものの、ちょっとしたオフィスや食堂などでも活躍しそうです。感染拡大防止の観点からも、ロボットの活用は有効ですもんね。
Source: YouTube (1, 2, 3) , Labrador Systems, Inc. via IEEE SPECTRUM