これがニューノーマル…。
すっかりオンラインのビデオ会議が日常になってきました。家族や友人とのビデオチャットくらいならまだしも、ビジネスシーンや大切なプレゼンテーションに、ショボいWebカメラで入ったりすると、暗いボヤけた自分の姿しか映らず、せっかくのビジネスチャンスも台無しになりかねません。とはいえ、多くのノートPC内蔵カメラなんて、そこまで画質も性能もよくありませんから、外付けでよさげなWebカメラを用意せざるを得ないという人がほとんどなのでは?
しかし、ImmervisionがノートPCなどに向けた新カメラモジュールをCES2022で発表したことを、Nation Onlineが伝えました。800万画素で広角かつ明るい映像が特徴のカメラモジュールながら、わずか3.8mmの薄さに仕上がっており、この解像度では世界最薄の内蔵カメラになるんだとか。これならわざわざ後付けWebカメラを購入しなくてもよさそうですよね。
Immervisionによれば、これまでほとんどのノートPCでいまいちな画質の内蔵カメラしか搭載されてこなかったのは、薄型スリムボディに内蔵させようとすると、レンズやカメラモジュールのサイズに制限がかかり、低解像度のものしか提供されていなかったため。新たにImmervisionが開発したカメラモジュールは、高解像度に加え、独自のアルゴリズム「Wide-Angle Distortion Correction Dewarping Algorithm」「Face and Body Protection Algorithm」というソフトウェア面でも、美しい映像が撮れるアプローチを採用。極薄ボディなのに、PC内蔵カメラとして、格段に進化を遂げたとアピールされていますよ。
まだどのメーカーから、この新カメラモジュールを採用したノートPCが発売されるのか、正式にはアナウンスされていませんが、そのうち搭載モデルがリリースされてくることでしょう。これもコロナ禍で変化した時代の流れなんでしょうね~。
Source: Nation Online