数回振るだけでいつでもどこでも体温測れちゃう。
2022年のCESイノベーションアワードに輝いたのは、水銀も電池も要らないエコな体温計「BCool」でした。
BCoolは仏Baracoda社が開発。BMotionというセンサー(Baracoda Daily Healthtech社の特許技術)を入れることにより、すばやく正確な読み取りを実現。Baracoda得意のBluetoothでアプリにつないで、家族みんなの体温の動きを管理できる世界初のコネクテッド体温計です。
アプリの体温推移チャートには症状・処方薬・市販薬を書き込む機能もあって、データを医師とシェアすれば的確な診断に役立てられるというわけ。
使い方はかんたん。
①シャカシャカ数回振る
②おでこの上にかざしてゆっくり端から端まで動かす(肌に接触不要)
③体温がすぐ表示される
これだけ。検温結果はBCoolのアプリに送信して、あとで気づいたことがあればアプリの家族用ダッシュボードを開いてそこからいつでも書き込めます。防水加工でお手入れもかんたん。本体は再生プラ使用。発売は本年第4四半期(予定)です。
CES2022では環境にやさしい素材、コネクテッドにこだわった独自性が評価され、サスティナビリティ&エコデザイン&スマートエネルギー部門受賞となりました。
体温計の電池交換って精密ドライバーが要るし、取説どこかに消えてしまってボタン電池の型番調べるのたいへんだったりしますよね。熱でうなされているときに電池切れだと絶望感半端ないので、その心配がないのはいいですね! 土壌や空気、処理施設を汚さないのも!