グリップ力は最上級! 進化版ゴリラポッド「ポジラ」はスマホ撮影に最強の三脚

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
グリップ力は最上級! 進化版ゴリラポッド「ポジラ」はスマホ撮影に最強の三脚
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

まず見た目が好き。

頑丈で使い勝手のいい三脚ゴリラポッドでおなじみのJobyから新製品が出ました。その名も「PodZilla(ポジラ)」。脚のデザインが一新され、グリップが強化されました。この脚、使い勝手がかなりいいんです。製品発表時から(その見た目とネーミングのキャッチーさで)気になってたところ、米Gizmodo編集部がレビューしてくれました!


軽くて、安価、自由度の高い三脚として15年以上も君臨しているゴリラポッド。従来の三脚が立てづらい場所でも仕事してくれることから、スマホ、カメラはもちろんアクションカメラの相棒として重宝されています。今回、Jobyが新たにリリースしたのは、脚のデザインを一新したポジラ。Joby的にはポジラの立ち位置は、ゴリラポッドを凌駕する存在ではなく、別途新ラインナップというつもりのようですが、これはゴリラポッドもおちおちしていられない使い勝手の良さ!

私の場合、撮影していてゴリラポッドに手を伸ばすのは、暗所撮影やタイムラプス撮影など。一定時間がっちりキープしなくてはいけない場合ですね。ただ、ゴリラポッドには問題があって、設置しようと思う場所がツルツルっとしてるとホールドできない。脚の柔軟性が裏目に出てしまうのと、素材によって踏ん張りが効かないのが理由です。ゴリラポッドの良さはたくさんあるので、これが理由で使うのやーめたとはなりませんが、それでもちょっとしたイライラは常にありました。なので、今回のポジラには最初から期待しかありません!

Joby PodZilla(ポジラ)

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Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

これは何?:ゴリラポッドの脚デザインが進化したグリップ強化新バージョン三脚。

価格:Mサイズ・Lサイズともに40ドル(日本では12月15日発売予定)。

いいところ:設置場所の素材を問わずグリップが効いたタイトな巻きつき感。

残念なところ:ゴリラポッドほどの頑丈さは感じない。Lサイズの三脚マウントがゆるいような。

グリップ力アップ

長さと角度のみの調整という従来の三脚業界に、かつてないほど自由な操作性を生み出したゴリラポッド。巻き付けるという発想は、三脚業界に激震を与えたと思います。ゴリラポッドの脚は球体が並んだ形状で、これにより脚の曲に柔軟性が生まれています。が、巻き付けるときの締め加減は球体の大きさまでで、やはり限界があります。ここを改善したのがポジラ。

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上:ポジラの脚 下:ゴリラポッドの脚
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

ポジラの脚は球体ジョイントではなく、アルミニウムの骨をラバーで覆ったデザイン。脚がアルミになったことで、曲げるときにゴジラポッドよりも多少強い力が必要ではあるものの、曲げにくいということは一切なし。ゴリラポッドと同等に自由に曲げ曲げし、簡単にポジショニングできます。アルミ&ラバーの脚によって、巻き付けたときによりスリムかつタイトに締まるのがポジラ最大の利点です。

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左:ゴリラポッド 右:ポジラ ポジラの方が巻きつきがタイト
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

ゴリラポッドの脚の球体にも細いラバーリングはあるものの、ツルツル表面では踏ん張りが効きませんでした。なので、眼レフなどちょっと重めの機材を使うとグラついてしまいます。一方でポジラの脚の踏ん張りは力強い! 脚全体がラバー素材で覆われているので、ギュっと掴んだときの安定感は抜群です。しっかり巻き付けたあと、あえてズラそうとやってみましたが、ほぼ不可能。がっっっっっちり。木の枝、椅子の脚、手すりなど、あちこち巻き付けてみましたが、設置場所・素材問わずのがっちり感でした。

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脚を覆うラバーによってグリップ力がかなりアップしてる
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

価格とグリップと引き換えにに失ったものも

ポジラは(現在)2サイズ展開。10インチのMサイズには、スマホマウント(耐荷重2.2ポンド=約1.0kg)が付いています。12インチのLサイズは、スマホマウントの代わりにクリックリリース可能のマウント(耐荷重5.5ポンド=約2.5kg)が付いてます。価格はどちらも同じで40ドル。どっちも使ってみた感想としては、おすすめはMサイズかな。

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Mサイズのポジラについてくるスマホマウント。使い勝手良し!
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

Mサイズに同梱のスマホマウントは、三脚のマウントネジで装着。結構安定感があります。ラバーコートされているグリップ部分はサイズ調整できるので、大きめのスマホでも可。回転できるので、縦持ち・横持ちお好きなように。脚へはボールとソケットジョイントでつながってますが、ここをボタン押してリリースする作りはシンプル。マウントを締める仕組みはないものの、バネが入ってて回転させても安定しています。正直、Mサイズで重めのカメラは使わないかなとも思いつつ、スマホなら何も問題はありません。

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Mサイズのスクリュータイプのマウント。ボタンをプッシュしてリリースするのはシンプルで使いやすい
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

Lサイズはちょっと残念なところも、価格を下げるために製品クオリティを落とさざるを得なかったのかな。Lサイズにはノブが付いていて、ここでボールとソケットのジョイントをぐっと締めて調整するんですが、最大に締めても上部がちょっとグラつくような。

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Lサイズはノブがついていて、よりギュっと締められる。重め機材を使用するときにマウントが緩むのを防ぐため
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

バブルレベルが付いているのは親切。ポジラを使ってると、脚が自由なのでカメラが変な角度になっちゃうあるある。マウントプレートを簡単にはずせるので使い勝手はいいです。ただ、気になるのは、使いやすいことは使いやすいのですが、レビューした個体はどうもマウントがゆるい。マウントがゆるいので、上にあるカメラがちょっとだけど揺れます。…三脚、揺れちゃダメよね。このせいでせっかくのポジラがとても安っぽく感じてしまいます。撮影機材というより、スマホアクセサリ的立ち位置に感じてしまって非常に残念。

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Lサイズのマウントがゆるいと思う。若干、前後に動いちゃうけど、三脚でグラつくは致命的では…
Photo: Andrew Liszewski - Gizmodo US

買い?

すでにゴリラポッドユーザーで、長年愛用していて特に大きな問題を感じていないという人はそのままキープで。また、ゴリラポッドユーザーかつプロカメラマンという人もキープでいいかな。ポジラは、プロよりも一般向けという印象を受けたので。

ゴリラポッドユーザーでグリップでイライラしてるという人は、間違いなくポジラは買いだと思います。M・L両サイズ使ってみた感想としては、おすすめはMサイズ。スマホや小さめのアクションカメラで使うのが良し。そのグリップ力は、まちがいなくチャンピオン級です。

今後気になるのは耐久性。まだ出たばかりなのでなんともいえませんが、アルミの脚を何度も曲げ曲げ使ってどれほど保つのか? 数年使っても自由方向に曲げられるのか? こればかりは長く使ってみないとわからないですね。

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Joby

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