子どものラクガキみたいな人の顔が出てきます。
いつもミニマムでレトロなゲーム機や電子楽器を作るスイスの芸術家Love Hultén氏。今度は鍵盤を弾くと、15インチのディスプレイにネオンで描いた人の顔みたいなヴィジュアルが浮かび出る新作「SYNTH#BOI」を発表しました。
芸術家同士のコラボ作品
画面の中の図柄は、ニューヨークのデジタルアーティストLiron Eldar-Ashkenaziさんによるもの。芸術家同士のコラボレーションなのですが、弾いて見て楽しめるインタラクティヴ性が良いですね。
箱の中身は何だろな?
中身は「MiDiPLUS s-engine MKII」サウンドモジュールと、デザインやプログラミングができるソフト「TouchDesigner」がインストールされた小型PC「NUC 11 Pro」が使われています。音色は筐体にある赤・緑・青のツマミで操作し、25鍵のMIDIキーボードで音を奏でる仕組みになっています。

仮想通貨NFTで販売
「SYNTH#BOI」は10台限定。デジタル作品のデータではなく、存在のある商品としてフィジカルNFTで発売されました。価格は16ETH(イーサリアム)(約766万円)ですが…すでに売り切れで、10人の購入者もユーザー名が分かっています。
さすがに766万円は高すぎますが…NFTの世界はウン百、ウン千万円の作品がポンポン売れたりするので、自分の作品を売った元手でこうした買い物をするのが良いと思います。いずれ私も参入して、NFT長者になってみたいものです。
Source: YouTube,Instagram, dissrup.com, LOVE HULTÉN via NEW ATLAS