CGで『スター・ウォーズ』にも出たら面白いけどね。
1970年代から80年代に世界中で大活躍したスウェーデンのポップグループABBA(アバ)が、40年振りにフルアルバム『Voyage』をリリースし、コンサートも開催します。
そのコンサートは、『スター・ウォーズ』の特殊効果を生み出したインダストリアル・ライト&マジック(ILM)が手掛け、フルCGのアバターでパフォーマンスを行います。
ABBAのメンバーも結構なお年を召して、体力的にもちょっと心配。それにこのパンデミックの最中ですからね。いろいろ踏まえると、このコラボによる「ABBAター」計画は素晴らしいアイディアだと思います。
最初は2曲だけ作るつもりが、もうちょっとやる? フルアルバムいっちゃう? とトントン拍子でアルバム全曲が生まれていったのだそうです。メンバーはILMにて160台のカメラを前にモーションキャプチャーされ、本人たちの動きを完璧に、しかも若々しく再現します。
Welcome to the ABBA Arena, home of #ABBAVoyage📍You read that right, they’re building their own arena! 🏗️👷🏼♀️A state-of-the-art, purpose-built 3000 capacity arena at Queen Elizabeth Olympic Park in London, where fans can hear ABBA’s hits and some new music. pic.twitter.com/ChIjk1TbeH
— ABBA Voyage (@ABBAVoyage) September 2, 2021
『スター・ウォーズ』だけじゃないILM
ILMは『スター・ウォーズ』シリーズだけでなく、『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『アクアマン』、『ジュラシック・ワールド』シリーズ、それに現在制作中の『ウルトラマン』などSF超大作のVFXを担ってきた老舗スタジオ。今回のCG化は、ABBAのメンバーだけでなくステージやレーザー光線といった細かいエフェクトも見逃せません。
ロンドンで開催
コンサートは2022年春に開催を予定しています。ロンドンにあるクイーン・エリザベス・オリンピック・パーク内に3,000人規模の会場を作り、ABBAターと生身のバンド10人がステージに立つとのこと。ですが、VRでも楽しめたら面白いしょうね。
かつてはメタル界のゴッドファーザーことロニー・ジェイムス・ディオがホログラムで蘇ったこともありましたし、今後もどんどんこういったコンサートが増えるとイイなぁと思います。
Source: YouTube, ABBA Voyage, Twitter (1, 2) via Boing Boing, facebook via INDUSTRIAL LIGHT & MAGIC