おすすめのハンディクリーナーランキング。車内でも室内でも活躍する掃除機4モデルを厳選

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  • author Sarah Bogdan - wirecutter
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  • Rina Fukazu
おすすめのハンディクリーナーランキング。車内でも室内でも活躍する掃除機4モデルを厳選
Photo: Michael Murtaugh

ダイソンを上回る吸引力も...!

今回はwirecutterからハンディクリーナーの厳選レビューをお届けします。1台あると車の中だけでなく、家の床以外のすべての表面を掃除できて便利ですよね。個人的には大きな掃除機では届かないような、壁際のほこりを取るのによく使っています。

以下のレビューでは、Amazonで安く手に入るものも含めて厳選した結果、どんなハンディクリーナーがパワフルで使いやすいか紹介しています。サクッと掃除するのにおすすめなものから、車内をじっくり掃除するのに十分なものまで...今おすすめなハンディクリーナーはどれなのか、さっそく見ていきましょう。


ミニ掃除機として便利なハンディクリーナーを使えば、ソファとクッションの狭間や車内に溜まったほこりやゴミなど隅々まで掃除することができます。wirecutterでは、2013年から100時間以上かけて150台以上のハンディクリーナーを調査し、さらに詳しいテストを実施。その結果、 もっともおすすめなハンディクリーナー1位に選ばれたのはBlack+Decker 20V Max Lithium Pivot BDH2000PLでした。

1位:多目的でおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 20V Max Lithium Pivot BDH2000PL

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Image: Amazon

Black+Decker 20V Max Lithium Pivot BDH2000PLには、(現在販売終了しているダイソンの超高額なハンディクリーナーは除き)今回テストしたコードレスハンディクリーナーのなかでもっともパワフルな吸引力があります。

塵、ほこりなどよくあるゴミだけでなく、ペットの毛も付属アタッチメントなしでよく吸い取ってくれます。これだけ吸引力がパワフルなため駆動時間は10分間と平均以下とはなりますが、3列シートのミニバンやSUVの車内を片付けるのには十分なはず。また回転式ノズルを採用していることから、従来のハンディクリーナーと比べても、車内のシートのあいだなどあらゆる隙間に入りやすくなっています。アタッチメントを紛失しないオールインワンデザインも魅力的。

2位:サクッと掃除するのにおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 16V Max Lithium DustBuster Hand Vacuum CHV1410L

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シンプルで小型、価格も手頃なのが特徴です。掃除しにくい場所には届きづらかったり、椅子についた髪の毛を簡単に吸い取れなかったりしますが、低コストで、ほとんどの一般的なゴミに対応できます。フル吸引力での駆動時間は12分間。充電時間も比較的短めで済みます。

3位:車内掃除にパワフルでおすすめなハンディクリーナーBissell Multi Auto 19851

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Bissell Multi Auto 19851 はパワフルな吸引力と内蔵アタッチメントにより、車の掃除には特に便利です。

3位:車内掃除に優秀でおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 20V Max Lithium Flex BDH2020FL

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Black+Decker 20V Max Lithium Flex BDH2020FL優れた吸引力、フレキシブルなホース、クリップオン式アタッチメントにより、同価格帯の他社モデルでは届かないような車内や家の中の掃除にも向いています。

車内の手の届きにくい場所を掃除するなら、ホースの延長が可能で便利なツールを備えたBissell Multi Auto 19851Black+Decker 20V Max Lithium Flex BDH2020FLのどちらもおすすめ。

吸引力が強いのはBissell Multi Autoのほうで、運転時間も2倍の20分。ホースやアタッチメントを本体に収納できるので便利ですが、ホースが比較的短いため、常に片手でラクラク掃除...とはいかないかも。

一方、パワーは劣るものの長いホースで片手で操作しやすいのが、Black+Decker 20V Max Lithium Flex。全体的なコスパが良いので、Multi Autoが大特価になっていなければFlexを検討してみると良いかもしれません。

Wirecutterが信頼できる理由

2013年にハンディクリーナーのレビューを始めて以降、Wirecutterでは数百時間に及ぶテストを繰り返してきました。長期にわたる自宅でのテストを含めると、さらに多くの時間を費やしています。サービス技術者、空気清浄機の専門家、製品エンジニア、ブランド担当者など、掃除機の専門家にもインタビューを行ないました。

ReviewedGood Housekeepingなどによるレビューにも注目しましたが、総合的にハンディクリーナーを取材している大手メディアはありませんでした。記事へのコメント、電子メール、ソーシャルメディア、直接の会話などからできるだけ多くの読者の声にも耳を傾けてきました。

2017年から掃除機を担当しているというWirecutter筆者はGood Housekeeping Institute出身で、現在はWirecutterで働いています。

ハンディクリーナーはどんな人に必要?

ハンディクリーナーの利便性は、大きな掃除機では届かないような(あるいは届いても不便な)場所を掃除できることにあります。たとえば車内や家の床以外(カウンター、窓辺、カーテン、棚など)に便利です。使わないときは棚にしまっておいて、気になったらサクッと掃除をするのに便利です。

もっと選択肢を広げて考えてみると、床掃除用のコードレス掃除機の多くはハンディクリーナーとして使うことができます。また、コード付きの掃除機でもホースやアタッチメントを活用すれば手持ち式のハンディクリーナーと同じような場所を掃除することもできます。

おすすめのハンディクリーナーの選考基準

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Photo: Michael Murtaugh

まず、メーカーや販売店のウェブサイトに掲載されているハンディクリーナーをすべてスプレッドシートにまとめ、実際にテストするモデルを決めました。取材を始めてからしばらく経ち製造中止になったものもありますが、150台以上のハンディクリーナーを集計しました。

ハンディクリーナーには、車内の不便な角度に合わせて設計されたもの、カーペットの階段や椅子についたペットの毛を取り除くことに注力したもの、あるいはキッチンの床の掃除を簡単にするためのものなどさまざまな種類があります。それぞれの役割に適したものを数台試してみて、多目的に対応できるハンディクリーナーも探してみることに。そのうえで、以下の2つの要素を重視しました。

  • 掃除しやすさ

ほとんどのハンディクリーナーが目に見えるパンくずやゴミは吸い取ることができますが、特に強力なものだとさらに細かいホコリや大きく重たい食べ物のカスなども吸い取ってくれます。付属アタッチメントを使えば吸引力を集中させてより掃除しやすくなったり、粘着性のある表面からでもゴミを取り除いたりすることができます。アタッチメントは多いほど良いでしょう。特に、ペットの毛を取り除くためのブラシがあると便利です。

優れたハンディクリーナーは、15エアワットもしくは16ボルトのバッテリーを備えている必要があります。エアワットは吸引力を示す業界標準の指標です。ハンディクリーナーが小さなゴミを掃除するには15エアワットあれば十分だと判断しています。メーカーによってはエアワッテージを公表していないものもありますが、その場合は適度な吸引力を得るうえでバッテリーの電圧が16ボルトが妥当な基準だと判断しました。

  • 快適さ

10~20分ほど掃除をしても手首や腕に負担がかからないかを重視しました。本体の重さだけでなく重さがどう分散されるかにも注目しています。たとえばホースが伸びるタイプなら重さを軽減できますが、片手で本体を持ってもう片方の手でホースを使わなければならないタイプは、人によっては不便に感じるケースもあります。

また、ホースや回転ノズルなどのアタッチメントを使うことで狭い場所でも簡単に操作できるかどうかについてもチェックしました。延長チューブは操作性を向上させる一方で、空気の通り道が長くなるため吸引力が低下することもあるので注意が必要です。

掃除のしやすさと快適さが同程度だった際には、バッテリーの持続時間を判断基準としました。15分程度の短時間の掃除しかできないものが多いなかで、もっとも優れたハンディクリーナーは車1台分の掃除が可能です。

バッテリーの持続時間が長いとたしかに便利ですが、吸引力が高ければ長い時間をかけて掃除しなくて済むことになります。また、軽い方が使いやすいことから、余分な電池を搭載していないものが良いと判断しました。最近では多くのハンディクリーナーにリチウム電池が採用されています。これらは安定した吸引力を維持し、数カ月間使用しなくても充電が切れることがないのが特徴です。そのほか、バッテリー残量表示があるとなお便利です。充電時間はさまざまで、3時間で済むものから16時間かかるものまでありました。

以上の選考基準に使用者レビューを加味して、150機種から11機種まで絞り込みました。利便性の高さからコードレスを優先させましたが、コードありのモデルもテストして比較しました。また、Amazonで見つけた一番安いハンディタイプの掃除機も試してみることにしました。

おすすめのハンディクリーナーの検証方法

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Photo: Michael Murtaugh

まずは一般的なキッチンの床のように平らでなめらかな表面にコーヒーのカス、小麦粉、重曹、砂、シリアル、ポテトチップス、乾燥ひよこ豆などを落としておいて、ハンディクリーナーでどれほど吸い上げられるのか調査しました。コーヒーのカスや砂はうまく吸い取ることができても、比較的重さのあるひよこ豆や小麦粉のように粉っぽいゴミには苦戦するものがいくつかありました。ゴミを吸い込んでも、電源を切ると吸い込み口から再びゴミが落ちてくるものもありました。

ペットの毛をソファのクッションや車のシートに一握りほど撒いて、ハンディクリーナーで吸引する実験も行ないました。ペットの毛を吸引するための付属アタッチメント(ゴム製の突起や電動ブラシなど)がある場合はそれを使用しました。

吸引力(専用のゲージを使用)や風量(風速計を使用)を測定するテストも行ないました。吸引力はゴミを地面から吸い上げるもので、気流はゴミを掃除機のダストボックスに運ぶためのものだと捉えています。


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Photo: Michael Murtaugh
Photo: Michael Murtaugh

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Photo: Michael Murtaugh

狭い場所での使い勝手を確認するために、車内(スバルのワゴン車)とチャイルドシートを使ってフロアマットの凹凸やチャイルドシートの隙間などから、ハンディクリーナーの機能性や付属アタッチメントの有用性をテストしました。

掃除機の使い心地は主観的なため、Wirecutterの他のスタッフにもそれぞれのハンディクリーナーを試してもらい、気に入った点とそうでなかった点についてフィードバックをもらいました。

バッテリー駆動時間のテストも行ないましたが、メーカー表示とおおむね一致しました。

ハンディクリーナーの音の大きさについては、音量周波数の両方を測定しました。特に大きな音でなくても高音(赤ちゃんの泣き声と同じ音域)で煩わしいものもありました。

1位:多目的でおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 20V Max Lithium Pivot BDH2000PL

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Photo: Michael Murtaugh

多目的でおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 20V Max Lithium Pivot BDH2000PLは、もっともパワフルなハンディクリーナーのひとつ。手頃な価格で、特徴的な回転ノズルによって他のモデルでは届かないような場所も簡単に掃除できます。

バッテリーの持続時間は比較的短くユーザー評価も中程度ですが、それ以外では他の類似モデルと比べても優れた性能を持っています。Dyson V7 Car+Boat(超高額。現在は販売終了)に次いで吸引力が高く、目に見えるゴミのほとんどを確実に吸引してくれます。風量についてもダイソンを上回る最高の結果が確認できました。また、他のハンディクリーナーと違って、専用のツールなしでもペットの毛を巻き込めるほどの吸引力があります。Amazonレビューを見ても、この吸引力は広く評価されているのがわかります。

見た目は従来のハンディクリーナーと大差ないかもしれませんが、スリムな回転式ノズルのおかげで微妙な角度の隙間にも入り込むことができるほか、ノズルを回転させながら動かしても吸引力を維持することができます。ソファのクッションの間や車のシートの縫い目などでも威力を発揮してくれます。

ホコリ取りブラシ、掃除機のパイプを延長できるスライド式の隙間ツールなどの便利なツールも、本体に取り付けられているため紛失の心配はなさそうです。ダスティングブラシを使えばより簡単に作業ができます。

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コンパクトに折りたたんで台座の上に置くことができるほか、充電が正常に行なわれているかどうかはランプで表示されるので便利です。他のハンディクリーナーよりも省スペースで収納できると評価するAmazonレビューもありました。

フィルターは水洗い可能で、定期的に掃除することで吸引力を維持することができるのは他のハンディクリーナー同様。音は83dBcと比較的大きな音がしますが、強力な吸引力があるので許容範囲内。周波数のピークは550Hzで、ほとんどの人にとっては気にならないはずです。

気になった点

20V Max Lithium Pivot BDH2000PLは、他の付属アタッチメント付きハンディクリーナーと違って、ペットの毛を吸い取るための専用ツールがありません。布地に付着したペットの毛でも取り除くことはできますが、比較的何度もゴシゴシと動かす作業が必要になります。Amazonレビューでは、車のシートの下などの狭い場所に入り込むためにはノズルや隙間用ツールがもっと細長くてもいいのではないかという評価もあります。

Black+Decker FlexやDyson、Bissellと比べても軽量ではありますが、それでも重くて持ちづらいという声がありました。気になる方は、最軽量のBlack+Decker Dustbusterや、片手で使えるFlexを検討するのも良いかもしれません。

バッテリー駆動時間は約10分と、この価格帯のモデルとしては平均以下です。Amazonレビューではもう少し長持ちするという意見もありましたが、実際には確認できませんでした。

充電台に載せるときなど本体を折りたたむときに、シリアルのような大きなゴミが落ちてしまうというがありました。一般的なハンディクリーナーと同様にノズルからゴミが落ちてくるのを防ぐ板はあるのと、今回のテストではこの問題は確認されませんでしたが、念のため注意が必要です。レビューでは、ゴミ箱の上に折りたたんで置いておき、叩いてゴミを取るといいという意見もありました。

ゴミ箱部分がすぐに開きやすく、ボタンを誤って押してしまい中身がこぼれて大惨事になったという失敗談もシェアされていました。

Amazonレビューによれば、2~3年バッテリーが故障するという報告が多数ありました。もっと早く故障するという意見もあれば、もう何年も使っているという意見もあり、実際に一般的なハンディクリーナーと比べてどれくらい早く故障するのかはわかりません。Black+Decker社はフィルター以外の交換部品を販売していないため、修理はできません。同社のカスタマーサービスに関してはポジティブな意見が寄せられていて、すでに2年間の限定保証期間を過ぎていたにもかかわらず、故障を報告したら交換用のユニットを送ってくれたという体験談もシェアされています。実際、同社のカスタマーサポート番号に電話してみたところ、担当者につながるまで1分もかかりませんでした。

2位:サクッと掃除するのにおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 16V Max Lithium DustBuster Hand Vacuum CHV1410L

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サクッと掃除するのにおすすめなのが、Black+Decker 16V Max Lithium Dustbuster Hand Vacuum CHV1410L。高いユーザー評価を得ていて、長年のベストセラーでもあります。テストでも、素早く簡単に掃除ができることを確認しています。Wirecutterでは長年にわたってこのハンディクリーナーをおすすめしてきました。

タイル床や窓辺などに付着した汚れ、シリアルやパンくずを吸い取るのにも苦労せず、簡単な作業であれば、1位のPivotのようなパワフルなモデルと同等の効果を発揮してくれます。吸引力のテストでは、3位のBissell Multi Auto 19851よりも優れた性能を発揮し、販売終了となったDyson V7 Car+Boatにはわずかに及ばなかった程度です。ただし、重曹のような細かいゴミの吸引には苦戦し、時間がかかったり(ほとんど目に見えない程度ですが)ゴミが残ったりしていました。付属ブラシを使うとより効果的なのがわかりました。

操作性も快適で、今回テストしたハンディクリーナーのなかでは最軽量、ハンドルは握りやすいように湾曲型になっているのも特徴です。先端には、スライド式の隙間ツールとスイング式のコンボブラシがついています。本体固定式なので紛失の可能性も低いです。

バッテリーをテストしたところ、約12分稼働しました。ユーザーの多くは9〜10分程度と回答していますが、いずれにせよ同価格帯のハンディクリーナーとしては一般的な長さで、サクッと掃除するには十分な時間です。また、充電完了は約3時間で、他の安価なモデルが16時間もかかるのに比べるとはるかに速いといえます。

最大の欠点は、他のハンディクリーナーと同様に布地の掃除を不得意としていることです。髪の毛など布地に付着したゴミを拾う吸引力やツールがありません。ホースや回転ノズルもないため、癖のある角度の掃除には多少手間がかかるかもしれません。

3位:車内掃除にパワフルでおすすめなハンディクリーナーBissell Multi Auto 19851

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強力な吸引力、延長可能なホースのおかげで車の細部の手入れに便利。
Photo: Michael Murtaugh

3位:車内掃除に優秀でおすすめなハンディクリーナーBlack+Decker 20V Max Lithium Flex BDH2020FL

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Black+Decker 20V Max Lithium Flexは、Bissell Multi Autoに比べて吸引力は劣るものの、ホースが長いので汎用性がある。
Photo: Michael Murtaugh

たっぷり時間をかけて車内を掃除したいという場合、ホースが伸びて便利なアタッチメントが付いているタイプのハンディクリーナーが便利です。このカテゴリで優秀なのは、Bissell Multi Auto 19851Black+Decker 20V Max Lithium Flex BDH2020FLですが、それぞれで長所と短所が異なります。

前者は吸引力のパワフルさ、稼働時間の長さ、アタッチメントの紛失しにくさの一方で、伸縮式のホースが硬く、両手での操作が必要となります。自立するように設計されていないため、Wirecutterのスタッフからはホースを使わないときは面倒だという声も多数あがりました。

後者は通常価格の低さ、長くて柔軟性があるホース、片手での操作が可能という一方で、清掃力はそれほど高くないという側面があります。Amazonレビューでは期待していたほど吸引力がないという意見が多く、テストではポテトチップスやシリアルなどの大きなゴミに苦戦しました。

Bissell Multi Autoは強力な吸引力を備えていて、狭い場所や癖のある角度、布張りの表面などを掃除するのに適した効果的なツールがあるため、Black+Decker Pivotよりもタフな作業に対応できます。さらにBissell Multi Autoには、同価格帯のハンディクリーナーと比べて最も多くのツールが装備されていて、実際に役立つものばかりです。テストでは、車のシートに付着したペットの毛も一度で簡単に取り除くことができました。ほとんどのツールは本体に収納されているので、紛失の心配もありません。暗い場所の掃除でもライトが付いているので隠れたほこりやゴミを見つけるのに便利です。

以下のGIFは、Bissell Multi Autoのホース。短く硬めで、両手を使わないと操作しづらいようになっています。

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テストでは、Bissell Multi Autoのバッテリーは(他と比べると2倍の)20分稼働。リチウム電池の充電時間は、約5時間。取り外し可能なので本体とは別に充電することができます。また、バッテリー残量表示機能があるのもこのハンディクリーナーのみです。

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Black+Decker 20V Max Lithium Flexのホースは長め。
Photo: Michael Murtaugh

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付属アタッチメントの種類も豊富。
Photo: Michael Murtaugh

Black+Decker 20V Max Lithium Flexの駆動時間は約12分でした。リチウムイオンバッテリーを搭載しているため安定したパワーが期待できます。吸引力が落ちるのは主にバッテリー残量が少ないときや、フィルターが汚れているときです。

想定していた以上にがうるさく感じるという意見もあります。音量は82.1dBcで、Black+Decker 20V Max Lithium Pivotと比べると低い値でしたが、周波数のピークは人間の聴覚が最も敏感に反応する範囲にあるためかもしれません。

その他気になったハンディクリーナー

Black+Decker社のFlexハンディクリーナーには、BDH1620FLFHなど低電圧タイプがあります。今回紹介したのは20ボルトで、長いホースの効率性をバッテリーの力で補うことができることから最もおすすめしています。

同じく20ボルトでリチウム電池を搭載した同社のハンディクリーナーとしては、上記のほかにBDH2000LBDH2010LPなどがあります。吸引力は高いですが、値段の高さほど掃除力が向上するというわけではありません。

2位のCHV1410Lと同様のハンディクリーナーは同社からほかにも多数出ています。本体の形状は似ていますが、吸引力やバッテリーの寿命、充電時間、価格はさまざま。CHV1410Lと最も近いのはCHV1410L32で、吸引力、価格、充電時間はほぼ同じで充電ベース式かプラグ式かの違いです。

HLVA315Jのように価格は安くても吸引力が弱く、CHV1410Lの2倍以上の充電時間が必要な機種もあります。 HHVJ320BHHVK515JP07など、強力な吸引力とより長いバッテリー寿命を謳うものでも、価格のわりに実際のメリットは少ないというものもあります。

スペックや価格がCHV1410Lと同様のハンディクリーナーとして、Dirt Devil Quick Flip Plus BD30025Bもテストしました。ミニ電動ブラシロールを搭載したタイプのなかでは最安値になりますが、このDirt Devilモデルに関しては吸引力がかなり弱い印象です。

Bissell Bolt Lithium Max Pet Cordless Hand Vacuum 2133も検討しましたが、同じようなスペックのハンディクリーナーと比べて値段が高く、付属アタッチメントも少ないのが難点でした。

Black+Decker Dustbuster Hand Vacuum CHV1510Shark Cordless Pet Perfect II Hand Vac SV780などは、比較的低価格で強い吸引力が期待できる人気モデルです。ただし古いニカド電池を使用しているため、徐々に吸引力が弱くなり、2〜3ヵ月後には完全に充電ができなくなるという懸念があります。

そのほか、Bissell、Dirt Devil、Electrolux、Hoover、MoneualなどAmazonで見つけた無名ブランドから50種類以上のハンディクリーナーをチェックしてみましたが、バッテリーの電圧が非常に低い、価格が高い、レビュー評価が悪いなどの理由で却下することに。

Wirecutterでは以前、Eureka Easy Clean Hand Vac 71Bをおすすめしていました。ただ今回は、コードありタイプはコードレスほど便利ではないと判断しました。同じ理由から、もしコードレスであればShark Rocket Corded Hand Vac HV292は非常におすすめできるハンディクリーナーでした。Bissell Pet Hair Eraser Corded Handheld Vacuum 33A1はEurekaと同様のモデルで、ユーザー評価も高いです。

読者の方々からウェット/ドライタイプのハンディクリーナーとしてBlack+DeckerDeWaltMilwaukeeについても質問をもらいました。今回はテストしていませんが、ユーザー評価は高く、金属破片なども吸い上げられると言います。

ウェット/ドライタイプのハンディクリーナーでいえば、HomasyHolifeをテストしました。比較的新しいブランドで、Amazonでトップセールスを記録しています。両者はほぼ同じで、Amazonでの評価は高いですが、あまり丈夫ではなく、安っぽさがあり、長持ちする確信は得られませんでした。実績という点からも、同価格帯ならばやはりCHV1410Lがおすすめできます。

車のACポートに差し込むタイプのハンディクリーナーに関しては、車のバッテリーが12ボルトしか供給しないことを踏まえると今回厳選したものと比べてかなり弱いです。たとえばUberの運転手であったら車に1台積んでおくのも良いかもしれませんが、そうでなければ家の中などほかの場面での掃除に使うこともできず、あまり実用的ではありません。今回は、20ドル(約2,180円)のLovin Product Car Vacuumをテストしてみましたが、残念ながらおすすめできるものではありませんでした。

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