懐かしい、そして今見てもやっぱカッコよくないですか?
iPhoneの登場で脚光を浴びなくなってしまったiPodですが、出た当初はそれはそれは素晴らしいユーザーインターフェイスのシンプルかつ便利なデバイスだと思いました。あのでっかい白いのカッコよかったですよね。そんな17年前の2004年に発売された第4世代のiPodにSpotifyを流せるように改造しちゃった人がいます。
一応ハッキングやジェイルブレイクではなく「改造」っていうことなんですが、まずiPod Classicの最後の世代モデルでもWi-Fiには繋げなかったのに、17年前のモデルをWi-Fiに接続できるようにしてSpotifyを使えるようにしてしまうのですから、結構な入れ替え作業が必要です。あのクルクルと指を回して使うホイールがついたケースだけはそのままで、中はAppleのオリジナルのハードウェアをRasberry Pi Zeroに入れ替えます。LCDディスプレイとモーター、バッテリーもです。改造の様子は動画でご覧いただけます。
Appleのオリジナルのハードウェアは全部きれいになくなって、インターフェイスを動かすためのコードもPyhonで最初から書き直しです。この改造iPodのすごいことは、どんなデジタルオーディオのフォーマットでも再生できるだけではなく、Spotifyで検索もできたりと、すべてのライブラリにアクセスできること。でもあのクラッシックなiPodのスクリーンとフォントのまま。ああ懐かしいです。Spotifyはさておき、iPhoneでこういうスクリーンの設定とかできたらいいのに。