【テックと動物の共存】ユタ州のハイウェイ上の動物専用橋。行き交う車の上を野生のクマが闊歩してて胸熱

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  • author 中川真知子
【テックと動物の共存】ユタ州のハイウェイ上の動物専用橋。行き交う車の上を野生のクマが闊歩してて胸熱
Image:Shutterstock

救われた命と避けられた事故はプライスレス。

テクノロジーの発展により人間の生活が便利になればなるほど、自然界が割りを食う。これは世界中どこでも共通した問題ですね。例えば、私たちは車や飛行機、船といった移動手段を使いますが、動物たちの住処が減り、動物たちが人間の生活圏に入ってしまうことで不要な事故が増えました。

どうすれば人間はこれまで通りテックによる便利を享受し、動物たちの安全を確保して共存していけるのだろうか…? そこでユタ州は、ハイウェイの上に動物専用の橋を設置したんですって。

そんな都合よく動物が橋を使うようになるのかしら〜、と思ったら効果ありだったんですって!


ハイウェイ上を野生動物が行き交う

FOX5が伝えたのは、Utah Division of WildlifeがFacebookにアップした動物用橋の様子。

ご覧いただければわかるのですが、来るわ来るわ、野生動物。活動的になる夜間はもちろんのこと、日の高い日中も動物たちが行き交っていますね。

ハイウェイを走る車は、自分たちの上をブラックベアが歩いているなんて知らないんだろうな〜と思うと、胸が熱くなってきますね。

「成功! ユタ州運輸局とユタ州立大学のおかげで、パーレーのキャニオン野生動物保護区を観察することができました。この陸橋が建設されて2年になりますが、こうやって交通量の多い州間高速道路80号線の上を野生動物が安全に移動するのを助け、ドライバーの安全性を高めることができました。」

FOX5によると、動物専用の橋はソルトレイクシティ近くの州間高速道路80号線の上にあり、2018年に建設されたとのこと。費用は500万ドル(約5億2000万円)だったそう。もし橋がなく、ここに映っている動物たちがハイウェイを無理やり渡ろうとしていたら、どれほどの事故が起こったんでしょう。

動物たちの生活圏に入るなら、それなりのものを用意して共存する…。すべての環境問題に当てはまるケースではありませんが、共存のヒントにはなったような気がします。

Source: FOX5

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