どうすればこのゲームをプレイできるのか?
世界中のゲームメディアから先行レビューで高評価を受けまくり、過去最高とも言われるオープンワールドゲーム『サイバーパンク 2077』。
テクノロジー(サイバー)が高度化した世界・ナイトシティを舞台としたサイバーパンクは、ギズモードならやるしかないんじゃない?と編集部内、みんなざわついています。
そこで! テレビやゲーム機の無いミニマルライフを送っている人でも『サイバーパンク 2077』を遊ぶための方法をいくつか考えてみました。
方法1:安いモニターとPS4 or Xboxを買う

とりあえずゲーム環境を揃えたい!是が非でもナイトシティ入りしたい!っていうなら、サクッとモニターとゲーム機を用意するっていう最もオーソドックスな手段がベストかと。
メリットは、家にゲーム機を迎えられるという点。『サイバーパンク2077』を遊び倒したあとに「新しいゲームやりたい!」ってことになっても、すぐに手が出せます。
デメリットとしては、最新ゲームハードが手に入らない点。公式に対応しているハードはPS4、Xbox Oneとなり、今や前世代ハード。せっかくなら後方互換で動作対応しているPS5、XBOX SERIES X|Sを買えるのがベストなのですが、そう簡単に手に入るもんじゃあないので、自ずとPS4、Xbox Oneから選ぶことになると思います。前世代ハードに3万円ちょい…悩ましいラインです。
また、モニターですが、予算を抑えるなら24インチのフルHDモニターがお手頃。 応答速度1msのゲーミングモニターが、いまや1万円ちょっとでポチれます。
視野角の狭いTNパネルですが、正面からプレイするゲーム目的なら問題ありません。スピーカーも付いてますが、音はしょぼいので(ほぼ同仕様の前モデルで体験済み)イヤホンか別途スピーカーがあるとさらに幸せになれます。
方法2:思い切ってゲーミングPCを買う

最近、ゲームプラットフォームもかなりPC寄りになっていますし、ゲーミングPCを買っちゃう!という選択肢も視野に入ってきます。
メリットは、ハイクオリティな描画を楽しめる点。描画クオリティの要求スペックに到達できれば、非常に美しい世界を堪能できます。光の反射などを正確に描画する「レイトレーシング」も体験できます。また、ゲームしない時にも仕事や趣味に活用できるのもメリットですね。汎用性の高さではやはりPCが強い。
デメリットは要求スペックが高く、PCの値段が高くなる。これに尽きます。『サイバーパンク 2077』の要求スペックはこちら。これらを満たそうと思うと、10万〜の出費となり、快適に遊ぼうとすると15万〜、最高画質で!となると20万コースです。いくらボーナスシーズンといえ、1ゲームにこれだけ出せるのは、編集部の金本さんくらいです。
とはいえ、選択肢が無いわけではありません。

たまたま、イイカンジのPCないかなー。ってDigってたら、こんなの見つけてしまいました。
ASUSのゲーミングPC「ROG Strix G15 G512LV (G512LV-I7R2060)」。通常16万8000円のところ、クリスマスセールで12万7091円。やすい!
最新の第10世代Core i7で、GPUがGeforce RTX 2060、メモリ16GB。要求スペックの「高(1440p)」、もしくは「RT[最小](1080p)」を満たすスペックです。この値段のノートPCで楽しめると考えると、かなり良い選択肢では? 画面はフルHDですが、144Hzの高リフレッシュレートに対応。4K60Hzでの画面出力にも対応しています。いいじゃんこれ。僕が欲しい。
方法3:Nvidia GeForce Nowを使う

『サイバーパンク 2077』のGOG.comプラットフォーム版が、サーバー上のPCをストリーミングで操作する「Nvidia GeForce Now」に対応するとの発表があり、ストリーミングプレイも視野に入っています。
最大のメリットは、導入コストの安さ。GeForce Nowのサービスは国内ではソフトバンクとauがパートナーとなって展開していますが、どちらも月額1,800円で、31日間の無料期間も用意されています(ゲーム購入コストは別途かかります)。
ストリーミング処理なので、ハード側に求めるシステム要件が軽めなのもメリットです。5〜6年前のビジネス用PCクラスでもOKで、Android端末やiOS(Safariからプレイできるようです)などの、モバイルプラットフォームからでもプレイできます。ゲーミングPCレベルのクオリティが、あらゆる環境でプレイできると考えると、お手軽さがパない。
デメリットとしては、ストリーミングに対応する高速な通信環境が必要です。推奨されるのは25Mbps以上なので、ピークタイムに回線が遅くなる環境の場合は、選択肢から脱落してしまいます。また、ストリーミング故にボタンを押してから、画面に反映までのレスポンスは数フレーム遅れる点に留意。
他にも、リリース時点での対応言語は英語で、その他の言語への対応は遅れそうだったり、そもそもGeForce Nowの利用手順が複数のプラットフォームを跨ぐカタチでフクザツだったり。なかなかハードルの高い手段でもあるので、こちらは発売日に飛びつくのではなく、ちょっとだけ様子を見てからの方が良さそうです。
このようにいくつかの手段があり、メリット・デメリットが混在しています。お手軽さはゲーム機+モニター、クオリティはPC、コストを重視するならGeforce Now。さぁ、悩もうか!
Source: サイバーパンク 2077, Nvidia, GOG.com