欧米だと次の街まで5時間とか普通なので、ガス欠は恐怖です。
アメリカにあるトヨタの研究所、トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニファクチャリング ノース アメリカ株式会社が、路上でガス欠/充電切れを起こしている車両を助けに行く自律型ドローンの特許を申請しています。
自律走行する4輪の箱
しかしこれ、ドローンといえども車輪が4つある荷車みたいな形で、イメージ図にはアンテナがピコーン! と送受信している様子が描かれています。その他のメカニズムとしては、もちろんガソリンタンクと充電器があり、給油/充電機構、そして中央制御装置を内蔵しており、前方に伸びるアームから自動車に接続する図も提出されています。

停まってお助け? それとも走りながら?
そもそも特許の段階なので、まだ実物は作られてもいないのですが…これが立ち往生している車両以外にも、走行中に縦走しながら給油・充電できるのかは不明です。トヨタ車なら上手いこと同期したりするのかな? 戦闘機だったら飛行中に給油できるんですけどね。
そしていわずもがな、自律型なのでこれ単体で救出に向かい、済んだら自動でステーションに戻ってくることと思われます…ですがまだレベル5の完全自律走行技術は未完成なので、実用化されるのはずっと先のことになりそうですね。
今は荷車にしか見えませんが、もしもうちょっとデザイン性が加われば、映画『カーズ』でピットクルーとして活躍してたグイドみたいに、頼れる仲間になるかもしれませんね。
Source: PatentSwarm via THE DRIVE via Futurism
Reference: Disney キッズ