1/2インチ8Kと、1インチ6K。どっちも魅力的だねえ。
ドローンの総合展示会ジャパンドローン 2020でお披露目されました。Autel Roboticsの「EVO II」シリーズです。プロペラアームは折り畳み式、ということで、Mavicシリーズと真っ向から張り合うモデルといえますね。
ラインナップは「EVO II」、「EVO II Pro」、「EVO II Dual」の3モデル。基本的な機体性能などは同一。違いとなるのは交換可能なカメラユニットです。
まずEVO IIには1/2インチセンサーのカメラが搭載されていて、4800万画素の解像度が頼もしい。8Kの24/25pで撮影できますから。6Kなら30p、4Kなら60pもイケます。
EVO II Proに搭載されるのは、1インチ2000万画素センサーを用いたカメラシステム。6K 30p、4K 60pで撮影できます。暗いシーンにも強いというのがキーとなるでしょう。
EVO II Dual用のカメラユニットもありました。こちらは1/2インチ4800万画素センサーに加え、 FLIR社製の赤外線カメラも一緒に飛ばせます。解像度はVGAですが、よくこのサイズに組み込めたなあ。
光を捉えるだけではなく、熱も捉えられるEVO II Dual。セキュリティ市場、インフラ監視市場向けのドローンですが、新しい映像世界を求めるカメラマンも手にしそう。
サイズは初代Mavic Proよりちょっと大きいかな? 障害物回避などに使うセンサーは12個で、3次元マップをリアルタイム生成。また被写体の認識力・移動予測力にも優れている様子。いや、これはガチでMavicシリーズのいいライバルとなりそう。
お値段はEVO IIが17万9000円。EVO II Proは21万5000円ですって。カメラユニット及びEVO II Dualのお値段はまだ未定みたい。
Source: KMT DRONE SERVICE