こういうポジション、望んでた。
海外では春に発売されていた、ソニーのノイキャンワイヤレスイヤホン「WH-CH710N」が、満を持して日本にやって来ます。発売日は6月6日(火)、価格は1万4000円前後。え、めっちゃ安くない!?
2018年3月に発売されたノイキャン搭載ワイヤレスヘッドフォン「WH-CH700N」の後継モデルにあたります。特徴を二言でいうなら、ロングスタミナとデュアルノイキャン。約35時間の長時間再生を継承しつつ、ノイキャン周りがまるっと強化されましたよ。
デュアルノイキャンとは、外の音を拾うフィードフォワードマイクと、耳の中に漏れた音を拾うフィードバックマイクの2方向からノイズを抑える技術。上位モデルのWH-1000XM3がもつノイキャンチップ「QN1」は非搭載ですが、シングルノイズセンサーを採用していた前モデルよりもノイキャン力がアップしています。




外音取り込み機能も搭載し、操作は安心の物理ボタン。Type-C端子による充電(10分の急速充電で60分駆動)のほか、3.5mmの有線オーディオプラグ接続にも対応。カラバリはブラック、ホワイト、ブルーの3色。折り畳みはイヤーパッドを90度回転させるスイーブル式。
これ、音質とノイキャン具合が気に入れば約3万5000円のWH-1000XM3を狙わずに済むのでは? なんなら物理ボタンやバッテリーなど、WH-1000XM3に勝る点すらある。昨今のリモートワークでもノイキャンは活躍するし、「外に出ないからヘッドフォン買ってもなー」と物欲を諦めるよりも、家でもこれからの外出にも使い倒す気持ちで向き合いたい所存。物欲を諦めない、重い言葉だ(そうか?)。
ワイヤレスヘッドフォン型のノイキャンを求める人には、もっともお手頃な選択肢となるであろう「WH-CH710N」。街が再び賑わう頃には、手元に静寂があっても良いじゃない。
Source: SONY