そうね「触る」って気持ちよさ、大事よね。
CEATEC 2019、ALPSALPINEブースでは、タッチのその先へ。「触る」ことをもう1段階深堀りしているテクノロジーが展示されていました。
ALPINEと聞くとカーナビ!としか思い浮かばなかったんですけど、いろんな技術を研究しているんですね。
こちらは車のウインドウロックやウインドウの昇降などを操作できるタッチセンサー。木目や金属などの質感を再現する加飾印刷と静電検出スイッチを融合させることで、インテリア的な美しさと操作性を両立しています。
印刷なので色々なパターンが作れますし、デザインの自由度がさらに向上しそうですね。このデモのように車内の操作スイッチとして今後採用されてくるかもしれません。高級車とかに良さそうですね。
こちらはカーナビ画面に振動機能を埋め込む「HAPTIC Reactor(ハプティック・リアクタ)」。
そう言えばカーナビってタッチセンサーになって久しいですけど、フィードバックって音だけでしたよね。そのフィードバックが「振動」として帰ってくれば、ナビってさらに気持ちよく使えるような気がします。
ちなみに…。


このハプティック・リアクタは大小2つが展示されていましたが、小さいほうはリアルで多彩な振動を再現でき、ゲーム機にもすでに採用されているものだとか。リアルに振動するゲーム機? ふむ…。

ほかにもシーンによって、感触を切り替えられるダイヤルもありました。
マップ画面のスクロールの感触はブンッ、ブンッ!と一定の回転ごとに負荷がかかる感触。一方、音楽のボリューム操作時ではカチカチカチカチ…と短いクリック感が続く感触。
1つのダイヤルで異なる感触を再現できるって、すっごく可能性広まりませんか? ナビ周りはもちろん、やがていろんなモノに使われそうな気がする!
今僕らのインターフェースのメインとなりつつある「触る」体験、今後まだまだ気持ちよくなりそうです。