『エンドゲーム』以後の物語が多いようです。
7月18~21日にサンディエゴで行なわれた世界最大級のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」にて、マーベル・スタジオが驚きの新情報を大量投下してきました。2019年後半よりアメリカで始める配信サービス「Disney+」向けのドラマシリーズを、一気に正式発表。Disney+に大量のヒーローたちが押し寄せてきます。
私たちはしばしば、マーベルの映画作品にド肝を抜かされることがあります。ですがウッカリ寝過ごしたら、これからテレビ媒体にやってくるマーベル作品を見逃してしまうことになりかねません。ほかにも、Huluで配信されている『マーベル ランナウェイズ』があり、今後は『ヘルストローム』と『ゴーストライダー』が控えていますからね。
「Disney+」配信される新作ドラマシリーズ

まずはトム・ヒドルストンによる『ロキ』、そしてエリザベス・オルセンとポール・ベタニーのふたりがメインの『ワンダヴィジョン』。そしてアンソニー・マッキーとセバスチャン・スタンがコンビとなる『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』。限定シリーズの『ホークアイ』は、もちろん主演はジェレミー・レナーがクリント・バートンとなるのですが……ヤング・アベンジャーズにして弟子のケイト・ビショップに焦点が当てられます。加えて、アニメ・シリーズとなる『What If?』も登場します。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

マーベルの壇上には、アンソニー・マッキー(サム・ウィルソン/ファルコン役)とセバスチャン・スタン(バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役)、それに『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でヘルムート・ジモを演じたダニエル・ブリュールが登壇。…とある小道具を持ってますね。
Sebastian Stan and Anthony Mackie! #MarvelSDCCpic.twitter.com/Mwm4NICvLu
— AMC Theatres (@AMCTheatres) July 21, 2019
そしてシリーズの配信が、2020年秋からだという発表も。うーん、しばらく待たされますね。
『ワンダヴィジョン』

続いて2021年春を予定している、エリザベス・オルセン(ワンダ・マキシモフ役)とポール・ベタニー(ヴィジョン役)による『ワンダヴィジョン』。舞台は『エンドゲーム』の後になるそうな。となると、いくつかの疑問が湧いてきますよね。ヴィジョンはサノスからおでこのマインド・ストーンを抜き取られていましたが、その後どうなったのでしょうか?
この作品にはMCUのキャラクターである、『キャプテン・マーベル』のマリア・ランボーの娘、モニカ・ランボーも登場。あれからモニカは大人になり、テヨナ・パリスが演じることとなります。コミックではモニカは追々、2代目キャプテン・マーベルを襲名するのですが、本作でどこまで語られるのかも見所でしょうね。
『ロキ』

同じく2021年春には、ソーの弟ロキがやって来ます。当然、トム・ヒドルストンが主役なワケですが……やはり時間軸は『エンドゲーム』以後、どんなトラブルに巻き込まれるかが見ものです。
キャラクターの描写としては、『アベンジャーズ』の頃からあんまり変化はないようです。なんだか容易に想像が出来ますね。
『What If?』

2021年夏には、アニメ・シリーズの『What If?』が控えています。声優にはMCUでヒーローをしていた俳優陣が、それぞれの役で参加します。宇宙で起こるあらゆる知識を観察するウォッチャーの声は、HBOドラマ『ウエストワールド』のジェフリー・ライトが担当するとのことです。
『ホークアイ』

ジェレミー・レナー主演のこちらは、2021年秋に配信を予定しています。このシリーズでは、『エンドゲーム』にも出てきたローニンの姿の時代が多く描かれるとのこと。シリーズは実写ですが、コミコンではアニメでティーザーが流れました。そこにはレナーより訓練を受ける、ケイト・ビショップの姿もあったようです。ですがその役は誰になるのか、まだ発表はありませんでした。
今回は「Disney+」のみの作品を紹介しましたが、ブラック・ウィドウの単独映画など、いろいろ楽しみなタイトルが発表されています。気になる方はio9のライブブログへどうぞ。新着情報があれば、どんどん追加されますよ!