ぶつかると絶叫するRoomba。機械の人間らしさを演出する

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  • author 岡本玄介
ぶつかると絶叫するRoomba。機械の人間らしさを演出する
Image: Michael Reeves/YouTube

この世の終わりみたいな、断末魔の雄叫びが響きます。

最近は様々なデバイスや家電に音声アシスタントが搭載されることが増え、たとえ相手が機械だとわかっていても会話をする毎に愛着が湧いてくるようになりました。しかも機械的な返答ではなく、けっこう人間味がある受け答えをするので、その親近感もグっと深まりますよね。

ということで、ユーチューバーのマイケル・リーヴスさんがそれを狙い、ロボット掃除機Roomba(ルンバ)を壁や机の脚にぶつかる度に絶叫するよう魔改造してしまいました。

では早速、Laughing Squidが取り挙げた動画をどうぞ。ちなみにオススメは、3:30からのシュールな場面です。

Video: Michael Reeves/YouTube

メカニズムは割とシンプル。衝撃を感知したセンサーがラズベリーパイ(小さいコンピューター)に信号を送り、Bluetoothスピーカーから音声を流すというもの。

最初はいかにも音声アシスタントっぽい声で、おしとやかにグチるだけでした。でもソレじゃー機械的で面白くないってんで、痛みを表現するにはもってこいの人間の声を採用することに。

消費者テストを実施

そして食卓を囲む3人の周りを、絶叫しながら動き回るルンバ。この消費者テストでは、音声が怒りに満ち溢れすぎているという意見が得られたため、アニメ声で話す友人(LilyPichu!)に別の声を録音して貰いました。しかしこの方も、この世を呪うような恨み節をぶつけたがったのでした。

次なる消費者テストを実施するべく、本物の消費者がいる近所の量販店Target(ターゲット)に魔改造ルンバを持ち込むマイケルさん。調査の結果、この技術革新は時代を先取りしすぎていたことが判明しましたとさ。めでたし。


日本には古来より付喪神という存在が当たり前に考えられていたりと、命のないものを擬人化して考えるのが得意だったりします。ですが諸外国ではどうでしょうか? このルンバのように、人間味溢れる家電が増えれば、人間は心理的にもっとすんなり家電に愛着を持ち、モノを大事にするようになるのかも……?

Source: YouTube via Laughing Squid

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