夢とアウトドアツールが詰まってる:カシオPROTREK Smart WSD-F30ハンズオン

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  • author かみやまたくみ
夢とアウトドアツールが詰まってる:カシオPROTREK Smart WSD-F30ハンズオン
Photo: かみやまたくみ

アウトドアに振り切りまくり!

カシオのスマートウォッチ「PROTREK Smart WSD-F30」を知ったとき、ビビッときました。ディスプレイは有機ELで、WearOSをがっつり使える高機能型。そのうえでアウトドアに特化してるのにパッションを感じちゃったんです。

アウトドア向けかつハイエンドなスマートウォッチってほとんどないんです。ガジェット好きかつアウトドア大好きな人じゃないと買えない、かなりニッチな製品になっちゃいますからね。でも、WSD-F30は期待が持てます。PROTREK Smartは以前からアウトドア向けでやってきたシリーズですし、何より通を唸らせる必要がある都合上、かなりこだわった仕上がりになっているでしょうから。

それですぐに貸し出しの連絡、実機をお借りして発売前にハンズオンさせてもらいました。実際使ってみても期待を裏切られることはなく、思った通りアウトドアで「使える」、よくまとまったスマートウォッチでした。

PROTREK WSD-F30


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Photo: かみやまたくみ

これは何?:アウトドアに特化したハイエンドなGPSスマートウォッチ

価格:6万1000円(税抜)

好きなところ:アウトドアで使いたい機能にすぐにアクセスできるよう配慮されたインターフェース、Google Mapsをスマートウォッチ上で実用的に使える

好きじゃないところ:付属のバンドが硬くてイマイチ

アウトドアに最適化されたインターフェース

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方位計
Photo: かみやまたくみ


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高度計
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気圧計
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日の出・日の入り時間
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消費カロリー
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まずよかったのは、高度計や気圧計といったアウトドアで使うツールが「単に入っている」だけではなく、すぐに起動できるようになっているところ。

インターフェースとして物理ボタンが3つあるのですが、そのうちのひとつが上記のようなツールに割り当てられていて、手早く起動できるようになっているんです。特に重要な数値はウォッチフェイスに表示することもできます。

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3つの物理ボタン。左手のボタンには「Google Maps起動」が、中央には「決定/メニュー呼び出し」が、右手のボタンには「アウトドアツール起動」が割り当てられている
Photo: かみやまたくみ

よく使うツールに関してはメニューから選んで起動する形より、こうした専用UIがあるほうが使いたいと思ったらすぐに使えていいでしょう。アウトドア用の機能が実際に使いやすいデザインになっているのです。

Google Mapsをスマートウォッチ上で使えるって最高か

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画面が有機ELで、細かい地図も見やすい
Photo: かみやまたくみ

いちばん興奮したのが、物理ボタンのうちひとつがGoogle Mapsボタンになっていたこと。Google Mapsをスマートウォッチ上でいつでも、すぐに使えるってことです。腕に地図、これドリームすぎませんか!

地図とアウトドアって切り離せないと思うのです。ぼくはサイクリングが趣味で知らない街を走ったりするんですが、よくあるのが「この道で合ってるんだろうか…」と不安になる→スマホを取り出す→Google Mapで地図を確認という流れ。少なくとも両手が塞がる自転車の場合は、いちいちスマホを出さずにスマートウォッチでGoogle Mapsが見られるのはめちゃくちゃ便利。手首をちらっと見るだけでいいので、短い信号待ちの時間でもしっかり現在地が確認できます。地図なしが考えられない登山などでも「腕に巻ける地図」は便利なはずです。

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いちばん上のボタンを押すと地図拡大、いちばん下のボタンを押すと縮小。自分の見たい縮尺にすぐ調整できる
Image: かみやまたくみ

何気に地図の拡大縮小が物理ボタンからできるようになっているのもグッド。タッチ操作しようにも、汗をかいていたり、グローブをつけたりしていることが多く、小さいスマートウォッチのスクリーンだと誤タッチが発生しやすいんですよね。単に起動できるだけでなくインターフェースレベルで「Google Mapに対応」しています。

なお、地図データは本体ストレージにダウンロードしたものを使うため、電波がないところでも利用できます

複数日もつバッテリー&5気圧防水

カシオのサイトによるとアウトドアでの利用を想定した場合のWSD-F30のバッテリー持続時間は以下。

Bluetooth・Wi-Fi接続なし・他全機能オン:3日
※各日8時間の行動中にGPS記録、地図表示を行なった場合

2層ディスプレイモノクロ液晶と有機ELを随時切り替えることで、バッテリー消費を抑える)という技術によってアウトドアでがっつり使っても息切れしないバッテリー寿命を確保しているようです。

残念ながら、目視でモノクロ液晶と有機ELが切り替わる瞬間がわかるわけではありません。実用上は単に「モノクロ表示とカラー表示が切り替わるなー」くらい。ま、画面が切り替わるたびに「2層ディスプレイが活躍してるうひょおおおおお」と悦に入れるので無問題。

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有機EL表示時。ちなみに、ウォッチフェイスはサイバー感あるものが多い
Photo: かみやまたくみ


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モノクロ液晶表示時
Photo: かみやまたくみ



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中央:マイク部、左手:充電用コネクタ。独自規格を採用している
Photo: かみやまたくみ

また、5気圧防水に対応。オフィシャル動画では余裕で水に突っ込んでます。それでいてマイクはちゃんとあり、水なんて入らないってことなんでしょうね。OSはWearOSなので、Google Assistantも使えますよ。

Video: CASIO Japan/YouTube

総じて、アウトドアユースを強く意識して、よく練り込んで作られている印象を受けました。自分のアウトドアスタイルの中で活用できるシーンを思い描ける人なら、かなりロマンを感じられるプロダクトなはず。必要な情報をスムーズに確認できるようになったり、持ち物を減らして身軽になれたりしそうじゃないですか?

そんなPROTREK Smart WSD-F30は本日2019年1月18日発売です。

プラスα

心拍計はなし。ランニングやマラソンなど、心拍計測が重要なスポーツには向かない。

・対応するアウトドアは、登山・トレッキング/フィッシング/サイクリング/カヌー/スノースポーツ

・WearOS搭載機なので、YAMAPやStravaといった外部アプリも利用可能、水泳やサーフィン、ゴルフなどにも対応できます。

Source: CASIO

2019年1月21日:外部アプリに関する情報を追記いたしました。

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