カスタマイズ好きよ、集まりたまえ!
ガジェットや洋服、シューズなどにも、自分色を求める時代。コモディティ製品ではなく、自分の好みを追求したいという人も多いでしょう。
バックパックの世界にも、使い方に合わせてカスタマイズできるモジュラー式バックパックが登場しました。
現在、姉妹サイトmachi-yaでクラウドファンディング中の「 ITR One Backpack」は、5つのモジュールを組み替えて使える次世代のバックパック。今回実際に使ってみる機会があったので、使い心地をご紹介したいと思います。
バックパックの構造を変えられる不思議な体験でした。
ダークでブラックで、シックな見た目

ブラック一色で展開される「ITR One Backpack」。部分的にグレーやホワイトを入れることもなく、一点の曇りもないほどブラックです。あるじゃないですか〜、ポイントで他の色が入っているバックパック。あれはあれで好きなんですが、ブラック一色で統一されているこの漆黒感がこれがまたいいんですよね。
リベット固定で壊れにくい

チャックは防水

またリベット固定を使っているところも特徴。僕も経験があるのですが、重いものを入れているとショルダーの付け根が壊れてしまうことがあります。どんなに高価なバックパックを買っても、バックパックの命とも言える、ショルダーが取れてしまっては使い物になりません。特に荷物が多い人は、頑丈さには気をつけるべきです。
その点、ITR One Backpackは、リベット固定という方法を使い、壊れにくさを売りにしています。15インチのPCを入れて、カメラを入れて、三脚を持って…という人は頑丈さはちょっとは気にしたいところですね。

サイドポケットは割と充実していて、背中には15インチのPCが入るスペースがあります。後ほど詳しく紹介しますが、内側にはPC専用のポケットがありません。PCを持ち運びする人は、この部分に入れることになります。まぁ、専用ケースを使っている人はあまり関係がないところではあるんですけどね…。
モジュールは5つ。スーツ専用のモジュールも
「 ITR One Backpack」の最大の特徴はモジュールを取り付けられるということ。このように、それぞれのバックに小さな磁石がついており、シチュエーションに合わせて使い分けることができます。

全部で5つのモジュールが用意されており、そのうち2つを選んでバックパックに装着することができます。こちらは、左がポーチモジュール、右がスリングモジュール。ポーチモジュールはペットボトルやお財布が入る程度のサイズで、スリングモジュールはタブレットが入るサイズ感でした。

左がカメラモジュール、右がスポーツモジュール。カメラモジュールは一眼レフが1つ入るサイズで、スポーツモジュールはシューズやトレーニングウェアを入れておけます。

そして、スーツ専用のモジュールもありました。バックパックで移動するときは、ジャケットの持ち運びが本当に大変。

しかし、こうしてスーツを折りたたみ、バックパックの中に入れて持ち歩けるなんて、今まで経験したことがないことです。最近はバックパックで通勤したり、出張したりする人もだいぶ増えています。やっとスーツの持ち運びができるバックパックが選択肢に入ってきました。しかも、使わないときは取り外せておけるので、これぞカスタマイズができるバックパックの良さだなと思いますね。
取り付けは簡単

バックパックを開くと、背中部分に8つの磁石があります。ここにモジュールを取り付けることになりますが、取り付けられるのは2つまで。
例えば、スリングモジュールとカメラモジュールを組み合わせれば、デイリーコンボ。
PCやカメラ、小物を類をまとめて持ち歩けます。
また、スリングモジュールとスポーツモジュールを組み合わせると、ジム用のバックパックに。仕事帰りにジムに寄りたい人にはいい組み合わせかもしれません。

スーツのモジュールに関しては、このように全面で取り付け、反対側に6つのモジュールがついています。このうえに、その他のモジュールを取り付けられるのです。
出張時には重宝しそうですね。
組み合わせは自由自在

全てのモジュールを持っていれば、組み合わせは自由自在です。僕はポーチモジュール、右がスリングモジュールを組み合わせて使ってみました。MacBook ProやiPad Proをいれて使ってみましたが、今までのバックパックとは違った体験でした。
だって、バックパックのなかにさらに部屋があり、ものを分けて入れるんですから。今まで、なんでも1つの部屋に入れていた僕としては、正直最初は使いにくさを感じました。なんでもポイポイ入れられるわけではなく、決まった場所に決まったものをおく感覚に近かったからです。
でも慣れてくるとこうした使いにくかった部分も、使いやすさを感じるようになったのでした。どこに何があるかわかるし、大切やガジェットやカメラに合わせて、バックパックの内装を変更できるというのは、持ち物にも優しいバックパックとも言えるからです。
このように、用途に合わせて使えるところが、このバックパックの魅力。自分でとって外して、カスタマイズできるのは楽しいものですよ。ガンダム感あります。
気になったことは重さと自由スペース

もちろん使う楽しさがあった反面、気になったところもありました。1つは、重さ。複数のモジュールを組み合わせる分、普通のバックパックよりも重量がありました。そもそもサイズが少し大きめのバックパックなので、重く感じたということもあるかもしれません。
もう1つは、自由スペース。バックパックの中にモジュールを入れるため、自由スペースがあまりないのが気になりました。ただお財布やノートを入れるスペースくらいは余裕であったので、あまり気にしなくてもよかったかなと思います。

ITR One Backpackは、全てのモジュールがついたスーパーコンボが早期支援で15%オフの59,800円。また、ワーク&ジムコンボは40,400円、アーバンプロフェッショナルコンボは42,200円と、組み合わせによっても値段が異なります。残り期間もわずかとなってきましたので、この機会に支援をしてみてはいかがでしょうか?
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Source: machi-ya